日本最大の製造業で世界からも常に注目され続けているトヨタ自動車。
そんなトヨタの株主総会って車好きなら一度は見てみたいと思いませんか？
2019年に開催されたトヨタの株主総会に行ってきましたの内容を紹介しますね。
またしても第1会場（本会場）には入れず．．．
今年（2019年）のトヨタ自動車の株主総会は6月13日木曜日の10時から開催されました。
当然、平日なので参加できる人は限られているとはいえ、会場となる愛知県豊田市トヨタ町1番地のトヨタ本店周辺はかなり混雑していました。
トヨタは自社で株主総会を開催する数少ない自動車メーカーですが、膨大な数の来場者の車を収容できるのはさすがですね。
動員される誘導員の人数もハンパありません。
途中、高速道路の渋滞もあり現地に到着した時点で9時を回ってしまい、今年もスクリーン越しの第2会場しか入れませんでした。
ここで受付票を受け取り、お土産をいただきました。
今年は新型センチュリーのGRMNモデルのミニカーでした！！
てっきりスープラかと思っていましたが、去年のJPNタクシーといい斜め上のチョイスが続いています（笑）
トヨタ自動車に限りませんが、お土産だけもらって帰ってしまう人も結構いるそうですね。
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トヨタの株主総会の内容は？
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/27803050.html
肝心の株主総会の内容を簡単に紹介してきましょう。
事業報告や監査結果の報告のあとに取締役や監査役の選任、報酬についての決議案が採択されます。
この辺りはどこの会社でも同じ流れですね。
そのあと、株主総会の参加者からの質問タイムに入ります。
今年もお堅い内容から一個人の車の状態を訴えるような柔らかいものまで様々でしたが、最後まで楽しませてくれました（笑）
個人的には次期プリウスのあり方や全個体電池の見通しなど聞いてみたかったです。
簡単に質問内容をピックアップしてみました。
ROIC（投下資本利益率）は設定しているのか？
→ 特に定めていないが、結果的に売り上げは30兆円を達成できた。
今年のルマン24の見通しは？
→ 万全の体制で臨んている（というかライバル不在なので負けちゃまずいでしょう）
トヨタはゴーン氏のようなこと（行きすぎたワンマン経営）は大丈夫か？
→ 豊田社長は役員はもちろん、従業員ともしっかりコミュニケーションがとれており心配していません。
プリウスが暴走する事故が相次いているがなぜなのか？本当に大丈夫なのか？
→ 結果的に多くのお客様が利用されているからです。システムは問題ありません。
ドライバーのミスをカバーする技術はどこまで進んでいるのか？
→ インテリジェントクリアランスソナーや後付けの踏み間違い防止装置の拡充をおこなっています。
→ トヨタの高度安全運転支援機能の「ガーディアン」を紹介
踏み間違い対策としてブレーキを踏んだときメーターパネルにブレーキの作動を示すサインが欲しい
→ ご意見として承りました
AA株発行について
→ 引き続き中長期の技術開発資金として活用していきます。
新車販売台数において軽自動車の割合が多いがトヨタはどう考えているか？
→ 狭い道路が多い日本で必要なインフラだと考えています。ただコンパクトカーの税体系の見直しを自工会を通じて要求していきます。
トヨタは電動化（EV）が遅れているのではないか？
→ EVは普及することが先決です。必要な技術では遅れをとっていません。
配当に不満がある。内部留保が多すぎないか？
→ リーマンショックや東日本大震災のような危機やM&Aに備えています。
社外取締役も株式を取得すべき
→ ご意見として承りました
社長はどこから世の中の情報を仕入れているのか教えてく欲しい。
→ SNSやラジオ番組などです。
KINTO（定額乗り換えサービス）は地方では提供しないのか？
→ 近いうちに全国展開する予定です。
終身雇用見直しの発言の真意は？
→ 終身雇用すべくがんばっている企業への国の支援が足りないため警鐘として述べました。
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トヨタの株主総会でもいろんな車を楽しめます
本館前ではそのセンチュリーのGRMNや新旧スープラが展示していました。
結構、年配の方でも熱心に観察されている人がいましたね～
常設の屋内展示場では最新モデルが並んでおり、総会終了後は多くの株主が熱心にチェックしていました。
どうせなら欧州でデビューしているカローラツーリングスポーツを披露してほしかったところです。
おなじみのモコモコシエンタも置いてありました。
しっぽもあります。
併設されている売店も大盛況でした。
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トヨタの株主総会に行ってきました 2019年 まとめ
2019年に開催されたトヨタの株主総会について紹介しましたがいかがだったでしょうか？
日本最大のメーカーとはいっても株主総会自体は他の会社と大きな差はありません。
ただ、多くの株主が豊田章男社長のファンになっており、私も走る楽しさを追求する彼の姿勢には好感を持っています。
今までの日本の自動車メーカーのトップとは異なり、海外での評価も高いですね。
章男社長にはトヨタだけでなくドライバーも含めた自動車産業にかかわる代表として、政府を揺さぶってもらいたいです。
それにしても章男社長は個性の塊でメディアの露出も多いだけに、次の社長は大変でしょうね～
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