プリウス | コンチネンタルMaxContact MC7を評価してみました

2年目を迎えた60プリウスでコンチネンタルの「MaxContact MC7」をチョイスしてみました。
早速、このプレミアムスポーツタイヤの感想をお届けしますね。

楽しいタイヤ選び 今度はコンチネンタルタイヤをチョイス

MaxContact MC7の感想
2年目を迎えて6万㎞を突破した相棒の60プリウス。
前回チョイスしたハンコック「VENTUS S1 evo3」も残り4㎜を切り、今年もタイヤ交換の時期がやってきました。

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2024年4月13日
今までミシュラン一択でしたが、ハンコックも十分実力があり(特にコスパは最強)、多くの人におススメ出来るタイヤであることを確認。
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ただ一般道ではともかく、たまに楽しむスポーツ走行では物足りなさは否めません。
特に操舵に対する反応がマイルド過ぎてスポーツドライビングでは少し不満がありました。(特にジムカーナ)
MaxContact MC7の感想

そこで次の履き替えではまたミシュランも考えましたが、念のため今回も欧州のタイヤ比較テストをチェック。

このタイヤ比較テストでは、以前から「PilotSport5」と並んで高評価のコンチネンタル「SportContact」も気になる存在でした。
早速カタログをチェックしてみると、適合サイズが製品化されておらず選択不可!

しかし「SportContact」の性能から速度レンジを落として快適性重視で開発されたアジア・パシフィック向けの「MaxContact MC7」という製品があることを発見!
MaxContact MC7の感想

引用:https://www.continental-tires.com/jp/ja/products/car/catalog/

高速道路主体の欧州向けと異なり、乗り心地を向上しつつも「街乗りからサーキットまで」というコンセプトの様です。
価格をチェックしてみると、ミシュランはもちろんブリヂストンなど国産勢よりもリーズナブルな価格!
これは試すしかない!...ということで今回は「MaxContact MC7」をチョイス。
こうしてスイフトスポーツの純正装着タイヤ以来、2度目のコンチネンタルタイヤを履くことになりました。

ちなみに「PilotSport5」との海外の比較テストでは、乗り心地を含めた総合性能は「PilotSport5」、ドライ・ウェットグリップは「MaxContact MC7」とのことでした。

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コンチネンタルMaxContact MC7の感想

MaxContact MC7の感想
今回も標準装着タイヤとの外径の誤差は抑えるため、タイヤサイズは225/50R18になります。
タイヤサイズ選定の経緯はこちらをご覧ください。

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2023年9月8日

ショルダー部分の丸みはごく普通で、もちろん引っ張り感も無し。
トラクションはAA、トレッドウエアは360で、いずれも「PilotSport5」を上回っています。
MaxContact MC7の感想
サイドウォールにはスポーツタイヤの証であるチェッカーフラッグが。
MaxContact MC7の感想
トレッド面はこんな感じ。サーキット走行した後なので溶けてます(笑)
MaxContact MC7の感想
余談ですが、見た目についてはサイドウォールがくっきり黒い「PilotSport5」がカッコいいですね。
スイフトスポーツにパイロットスポーツ5

ということで、ここからは今まで履いていた「VENTUS S1 evo3」(分類では同じプレミアムスポーツタイヤ)と比較していきます。

停止状態からの動きだしや速度の出方は、「VENTUS S1 evo3」に比べて若干軽やか。
というか「VENTUS S1 evo3」はハンドル操作も含めて意外に抵抗が大きいタイヤでした。
その点、こちらはアクセルを抜いたときの速度の落ち込みも緩やかで、転がり抵抗は「MaxContact MC7」の方が少なく感じます。
MaxContact MC7の感想
そしてステアリング操作に対する反応もシャープで、明らかに「MaxContact MC7」が上。
一般道を普通に走る分には「VENTUS S1 evo3」でも何ら問題ありませんが、スポーツ走行や一般道でスポーツドライビングを意識した走りだと断然こちらに分があります。
かといってダンロップの「SP SPORT MAXX」の様に操舵に対して過敏に反応するわけでもなく、100km/h程度の高速道路の巡行ではステアリングの修正はほとんど必要に迫られません。
MaxContact MC7の感想

乗り心地に関してはスポーツ系タイヤにしては申し分なし。
ケース剛性が感じられますがスポーツタイヤにありがちなゴツゴツ感は微塵もなく、十分快適で段差を乗り越えたときの振動の収束も速いです。
快適性をPRしているだけのことはあり、スポーツタイヤだからといって我慢を強いられる要素は見当たりませんでした。
(とはいえ、ここは普段どんなタイヤを履いているかで印象が変わりますが...)
MaxContact MC7の感想
そして肝心のグリップ性能はどうか?早速サーキットでも試してみました。
こちらも「VENTUS S1 evo3」を圧倒する食い付きをみせ、グイグイ曲がって確実にタイムアップに貢献してくれます。
とはいえショートサーキットで15分×2本程度の感想なので、コース長や周回数次第で変化が表れてくるでしょうね~
何度かチャレンジしてみましたが、スキール音をならすことはできませんでした(ヘタレなだけ)
MaxContact MC7の感想

ちなみに長距離通勤では燃費は22km/Lから20~21km/Lへダウンしました。残念。

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プリウス | コンチネンタルMaxContact MC7を試してみた感想 まとめ

MaxContact MC7の感想
コンチネンタルの「MaxContact MC7」を試してみた感想をお届けしましたが、いかがだったでしょうか?

「VENTUS S1 evo3」は普段使いメインで少しワインディングの走りも楽しむ用途には、ホントによく出来たタイヤ(しかもMaxContact MC7の半額以下で買える!)でしたが、スポーツ走行シーンではスポーツタイヤとして物足りなさを感じていました。
そこで今回「MaxContact MC7」を試したわけですが、見事に期待を裏切らないパフォーマンスを見せてくれました。
MaxContact MC7の感想
コンセプト通り街乗りからサーキットまで使えるので、ガチでタイムを削りに行くほどの走りはしないけどたまのスポーツ走行を気持ちよく楽しみたいドライバーにはおススメ出来るタイヤですね。
この観点で「PilotSport5」と甲乙つけがたいと思います。

ただし、多くの普通のプリウスオーナーさんには、このタイヤは方向性が違うと思います。
「PilotSport5」もそうですが、快適性を優先するならもっと他に選択肢があるはず。
むしろサーキットガチ勢でないGR86/BRZやロードスターあたりには、ピッタリではないでしょうか?
新型BRZの外観
少なくとも今回の経験で「MaxContact MC7」をリピートする気満々(笑)
ミシュランがイイのはよ~く理解していますが、次のタイヤに「PilotSport5」を選ぶことはなさそうです。

ウェット路面での感想も近いうちにアップしていきますね!

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