2023年1月10日に発売となった5代目プリウス。
ディーラーにも配車が始まり、すでに試乗が出来るディーラーも出てきました。
早速、実車をチェックしてきましたのでお届けします。
2023/1/15更新 アティチュードブラックマイカや内装の画像を追加
新型プリウス Zグレードのエクステリア(外観)
今回お邪魔したディーラーに屋内展示されていたのは、HEVモデルのZグレード(2WD)でボディーカラーは新色のマスタードです。
やたらに縦基調のアイテムを配置していた4代目と異なり徹底的に横基調のデザインとなり、トヨタを始め今までの国産車にはない全く新しいフロントマスク。
バンパー正面の両サイドに何もガーニッシュがないのはとっても新鮮です。
サイドから見ると見事なワンモーションフォルムを実現していることがわかります。
やはりロッカーパネルの大胆なエッジが大きなアクセントになっていますね。
リアも4代目と異なり、ワイドローを強調したデザインで一文字型テールランプを採用。
注目はリアコンビネーションランプのサイドに回り込んだボディパネルで、このような処理はちょっとお目にかかれません。
5ドアハッチバックですが、リア斜めからの美しさはクーペに匹敵するのでは?
リアフェンダーの盛り上がりも、とってもエロいです。
写真で見て理解しているつもりでしたが、実物を見るとやはりこのAピアーの角度(21度)には驚かされます。
新世代デザインを象徴するハンマーヘッドをモチーフにしたフロントフェイス。
フェラーリの某モデルに似ているそうですが、そもそも見かけないので問題なし(笑)
これに加えて逆スラントノーズも目新しさ満点です。
ドアミラーはボディーカラーに関係なくブラック塗装が施されています。
空力を意識した?形状のミラーカバーと大きく回り込んだウインカーレンズが特徴。
展示車にはヨコハマタイヤのブルーアースGTが装着されていました。
個人的にはマスタードのボディーカラーと艶ありブラックのホイールアーチが非常によくマッチしていると思います。
ブレーキローターは確かに小さいけど、ここを大きくしてばね下重量を増やしては本末転倒です。
こちらはアティチュードブラックマイカの展示車です。精悍ですね~
リアウインドウもかなり傾斜していて、もしリアワイパーを付けたら空力やダウンフォースを壮大に乱しそう(笑)
バックドアが開く高さはZグレードのみ設定可能で、それ以外のグレードでは調整が出来ないので注意が必要です。
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新型プリウス Zグレードのインテリア(内装)
新型プリウスのインパネは新型クラウンに準じたデザイン、メーターパネルやステアリングはbZ4Xに準じたデザインが採用されています。
新型プリウスで多くの人が気にしている車高(1430mm)の低さからくる乗降性に注目してみます。
身長178cmの私が無意識に乗り込んでみると、頭をぶつけることもなくすんなり座ることが出来ました。
こればかりは今まで乗っていた車の影響が大きく、車高やヒップポイントの高いのSUVユーザーには抵抗があるでしょうね~
歴代プリウスと同様に広大なダッシュボードの見切りは4代目と比べてあまり変わらない印象。決していいとはいえませんね。
左後方視界は最近のモデルらしく死角は多め。それでもC-HRよりはまだまだマシでシビックといい勝負かな?
そのまま後席にも乗り込んでみます。
後席ドアはカローラシリーズより大きく開くので乗り込みやすいです。カローラスポーツでは乗り降りにはかなり気を使いました!
GA-Cプラットフォームの中では最長となる2750mmのホイールベースのおかげなのか、私が運転席のドラポジを調整しても膝前でこぶし2個分のゆとりがあり、つま先もシートの下に収まりました。
Zグレードでは内装色としてグラディエントブラックとマチュアレッドが選択できます。
展示車は標準のグラディエントブラックで、アクセントのアンビエントライトはクールなブルーとなっています。
こちらはマチュアレッドの内装です。
斬新なメーターパネルの視認性も身長178cmの私には問題なし。ここは身長によって評価が大きく分かれそう。
ちなみに今度の新型プリウスではシートもステアリングも合成皮革が使用されています。
本革を使用しないのは欧州市場を意識したアニマルフリーの一環で、今後に登場する新型車も追従すると思われます。
シフト周りは写真で見るよりコンパクトな印象。
個人的に4代目のインパネシフトはどうしても受け入れられなかったので、新型でセンターコンソールのフロアシフトに戻りホッとしています。
ちなみにシフトノブの向きが逆に取り付けられています!
こちらが正解(笑)
ネットで内装の造りが安っぽいという意見も見受けられましたが、カローラ/BRZ/スイフトオーナーの私には十分すぎる質感です。
プリウス初のオルガンペダル。
すぐ右横のパネルは傷付きやすいか?
新型プリウスのラゲッジスペース。標準のLowデッキではVDA方式で410Lの容量が確保されています。
開口部とフロアには、少し段差があるので重い荷物の積み下ろしは少し不便かも?
Lowデッキでは後席シートバックを倒すと傾斜を伴う段差があり、これを解消するにはディーラーオプションのデッキボードかメーカーオプションのスペアタイヤを選択する必要があります。
ついにプリウスにも高額オプションだったアクセサリーコンセントが標準装備となりました!
ラゲッジスペースの右サイドにあるバッテリーカバーですが、Lowデッキだとなかなかの存在感をはなっています。
床下にはパンク修理キット。
ジャッキ類はオプションで別途手配する必要があります。
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新型プリウス Zグレードの展示車をチェックしてきました まとめ
取り急ぎ展示車の新型プリウスの内外装をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
ショールームの限られたスペースでは広角レンズばかりの画像になり、おまけに時間が限られていたので簡単なチェックにとどまっています。
それにしても新型プリウスの実物は写真で見るよりもさらにスタイリッシュでした。
輸入車を含めていろんな車を見てきましたが、個人的にプロポーションでは間違いなくトップクラスの衝撃です。
これはスポーツカーのオーナーさんにもかなり刺さるんじゃないでしょうか?
心配していた乗降性もプリウスよりはるかに全高の低いBRZ(1310mm)に乗っていたおかげで楽勝でした(笑)
ただし、運転席と助手席では印象が変わります。
座面高さを調節できない助手席だと背丈が高い人はかなりAピラーに手こずることになりそう。
いろんな車に乗ってきましたが、ここまで運転席と助手席で印象が違うのも珍しいかも?(個人的な感想です)
また、じっくりチェックする機会があれば再度アップしたいと思います。
ちなみに展示されていたディーラーでも、1月13日の時点で2024年分までの枠はすでに埋まっていました....
円高で国内枠が増えることを期待するばかりです。
これらからも新型プリウスはフォローしていきますね!
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