2020年7月20日をもってスバルはBRZの販売(受注)を終了しました。
明記されていませんがトヨタも86の発注はすで出来ない様で在庫車しか買えない状況です。
こうなると次期86/BRZがどうなるのか気になるところ。
早速、新型86/BRZの最新情報をまとめてみました。
2020.8.14更新 新型のテスト車両の画像を追加
2020.10.5更新 新型BRZの情報を追加
2020.11.5更新 新型BRZの画像を追加
当面、スバルから新型BRZが販売されることはない?
引用:https://www.subaru.jp/brz/brz/
スバルが2020年7月20日でBRZの受注を終了しました。
また、トヨタでは販売終了のアナウンスはないものの、すでに8月中旬の時点で新規発注は出来ない状況であることが判明しました。
現行型は2012年から8年間、改良を重ねながら販売してきましたがついに終息を迎えます。
引用:https://www.subaru.jp/brz/brz/
86やBRZオーナーの皆さんの愛着もかなりのもの。前期型から後期型へ乗り換えた人も多いのでは?
自動車ジャーナリストの人達も結構マイカーで購入されていました。
スポーツカーなので大量の販売台数は望めませんでしたが、ロードスターと並んで手ごろなスポーツカーとして成功し名車の仲間入りを果たしています。
300台を超える86&BRZが富山県・立山山麓に集結!炎天下のなか、はるばるお越しいただき、ありがとうございました!#86BRZCAMP pic.twitter.com/IKRy1WDjhW
— copen_photo (@copen_photo) July 19, 2020
そのようなモデルの販売が終了となると、次の新型はどうなるのか誰もが関心を持つところ。
2019年9月にトヨタとスバルは業務提携で86/BRZの新型の開発を明言しており、ドイツのニュルブルクリンクサーキットで新型の開発車両も目撃されています。
お客をつなぎとめる意味でも新型のリリースについて何らかの情報を出してもおかしくない状況なのですが、スバルディーラーにはメーカーから次期型の情報が入っていないとのことでした。
これは、当面新型BRZをリリースする予定がないということになります。
新型を開発しているのに何故なのか??
スバルの場合、考えられる一番の理由は2020年から始まるCAFEと呼ばれるメーカー別平均燃費規制です。
乗用車燃費規制について(国土交通省)
電気自動車やプラグインハイブリッド車を除く乗用車の平均燃費が規定されています。
厳密には車両重量で異なってきますが、おおざっぱにいえば燃費20km/Lあたりが基準となります。
トヨタのように燃費が優れたエコカーをたくさんラインナップしていれば問題ありませんが、スバルの様に燃費より走行性能を重視したモデルが多いとCAFEの規制をクリアすることは出来ません。
BRZの燃費はWLTCモードで11.8~12.8km/Lとなっており、20km/Lには遠く及びません。
つまりスバルがBRZをラインナップに加えている限り平均燃費の足を引っ張ってしまっているのです。
このため現行型モデルの販売を終了してラインナップから外さなければならなかったのだと思われます。
同じ理由でWRXも姿を消すことになりました。
かといってスポーツカーである新型BRZが劇的に燃費が向上するとは考えにくいです。
となると、もし新型BRZを国内で販売するなら、それをカバーするだけの燃費に優れたモデルを別途投入しなければなりません。
今のスバルにはまだ時間がかかるということなのでしょうね。
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新型86/新型BRZの最新情報
2020年8月の時点でつかんだ新型86/新型BRZの情報をまとめてみました。
発売日は?
北米のスバルにおいては次期BRZは2021年春にモデルチェンジを予定している様です。
北米のトヨタにおいて次期86は2021年夏にリリースされることが判明(プレゼン資料に記載)しています。
そして国内での新型86の登場ですが、大方の予想では2021年1月~3月に発表、夏に発売開始というスケジュールになっています。
毎年1月に開催される東京オートサロンで何らかの発表があるのでは?と予想されています。
2020.10.5追記
北米スバルより新型BRZを2020秋に公開するアナウンスがありました。
フェンダーのダクトに穴が確認できるのでダミーじゃない?
ホイールがGRヤリスと同じ...ということはPCDは114.3?
The all-new 2022 Subaru BRZ – World Premiere coming this Fall.
Lucky attendees to the 2020 #Subiefest World Record Attempt and Charity Drive got a sneak-peek of our all-new #BRZ. Sign up to receive the latest updates on the world premiere at https://t.co/JJ2TRkfpcK. pic.twitter.com/f0cTuXizFk
— Subaru (@subaru_usa) October 4, 2020
北米でチラ見せの新型BRZ🙂
フロントフェンダーのダクトが特徴的ですね#BRZ pic.twitter.com/AwdI37BB2L— Attract car@気になる車 (@AttractCar) October 5, 2020
2020.11.5追記
北米スバルより新型BRZを2020年モデルを11月18日23時に発表するアナウンスがありました。
それに伴い、ヘッドライト周りのエクステリアもチラ見せ!
引用:https://www.subaru.com/2022-brz
気になる仕様は?
新型86/新型BRZですが、モデルチェンジとはいえ、基本的には現行モデルをベースにして開発されています。
エンジンはスバルの水平対向エンジン、シャシーはスバルのSIシャシーの改良版で、トランスミッションも現行型と同じアイシンAW製の6速ATと6速MTの構成になります。
トヨタのハイブリッドやTNGA(トヨタニューグローバルアーキテクチャ)、スバルのSGP(スバルグローバルプラットフォーム)は採用されません。
というのも、トヨタもスバルも主力のプラットフォームはFFや4WDを前提にしているため86/BRZには流用できないのです。
かといって水平対向エンジンを使用する限り、縦置きエンジンや後輪駆動という86/BRZにしか使えないプラットフォームを新規に開発したのでは採算が取れません。
このため同じプラットフォームを流用することもあり、ボディーサイズも現行の全長 4,240 mm x 全幅 1,775 mm x 全高 1,320 mmとほぼ同じと予想されています。
もちろんスポーツカーにしては長い2,570mmのホイールベースも同じです。
新型86/新型BRZの大きなトピックは以下の2点になります。
・エンジン排気量が2.0L(FA20)から2.4L(FA24)に変更
・安全・運転支援システムのアイサイトを搭載
どちらも86/BRZの販売台数が多い北米のニーズに対応したものです。
日本でも声が挙がっていましたが、パワー不足に対応するため排気量アップを図り、現行の207psから230psにパワーアップが見込まれています。
そういえば次期WRXも排気量アップで2.4Lターボエンジンと噂されていますね。
ちなみに海外では排気量がアップしても税金は変わりません。(日本の税制だけが特殊)
そして2021年から自動ブレーキが義務化されるため、スポーツカーといえどもアイサイトのような安全・運転支援システムの搭載は必要不可欠となっています。
また、スバルは「2030年までに死亡事故ゼロ」を掲げている手前、2021年に登場する新型に自動ブレーキを付けないわけにはいきませんよね。
現行型の開発では、86/BRZの低い車高やフロントガラスの傾斜の問題でアイサイトが付けられないという見解でしたが新型では技術的にクリアしたようです。
気になるデザインは?
確定情報としてスクープされているベストカーさんの新型86の画像です。
シンプルな造形は好感が持てます。
引用:https://bestcarweb.jp/news/
リアのトランクはダックテールなのはほぼ間違いないようです。テールランプは横長基調となっています。
引用:https://bestcarweb.jp/news/
現行モデルより直線的なラインが多用されていて、より精悍なイメージですね。個人的にクウォーターウインドウの形状がお気に入り。
引用:https://bestcarweb.jp/news/
サイドブレーキがない?少なくともAT車は電動パーキング採用なのかな?
引用:https://bestcarweb.jp/news/
2020.8.14追記 8月にようやく北米でテスト車両が目撃されました。
ベストカーのデザインはかなり正確だったことがわかります。なかなかいいんじゃないでしょうか!
しっかりアイサイトのステレオカメラが付いていますね。
引用:https://www.autoblog.com/
大きなラジエターグリルやリアのダックテールなど特徴がピッタリでした。
そうなるとAT車のサイドブレーキがないことも確実なのかもしれません。
2020.8.26 国内でも目撃情報が...
こんなの見かけたんですけど何だかわかる方いませんか?!
太田の仮ナン付けてたから新型BRZかと思ったけどCX-5とロードスター侍らせてたからマツダ…? pic.twitter.com/hovVrRSbhT— メタルササキ (@metal_ssk) August 26, 2020
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スバルBRZが販売終了!新型86/新型BRZの最新情報をまとめてみました まとめ
次期モデルとなる新型86/新型BRZの情報をお届けしましたがいかがだったでしょうか?
新型として目新しさに欠けると思われるかもしれませんが、逆にいえば現行の86/BRZが高い完成度を持っているともいえます。
86やスープラの開発チーフを務めた多田さんによれば次期86はスープラより運転しやすくスリリングな車を目指しているそうです。
弱点であったパワー不足(私、個人としては2.0Lで十分ですが)や貧弱な安全装備が新型でカバーされることになりました。
個人的にはMTはもちろんですが、ATにも頑張ってLSDを用意してほしいところです。
あとは、価格ですね~
新型86/新型BRZは排気量アップや安全・運転支援システムの追加などコストアップは確実です。
豊田社長が「運転が楽しめる車を手が届く価格で提供したい」というコンセプトで登場した86(BRZ)ですので、新型86/新型BRZでもベースグレードは何とか300万を切る価格を期待したいところですね。
何より、このご時世で純粋なスポーツカーを用意してくれるトヨタとスバルには感謝しかありません。
(私もそうですが、家庭を持つ人にはロードスターの2シーターはどうしてもハードルが高い...)
引き続き、新型86/新型BRZについて新しい情報があればまた更新していきますね。
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