2代目となったプリウスPHVはバッテリーによる航続距離が約50km以上となり実用的な電気自動車として使えます。
ただ、高価なリチウムイオンバッテリーを搭載しているためノーマルプリウスに比べざっくり50万円以上高いプライスとなっています。
しかし!中古車では意外にお得に買えてしまう状況についてまとめてみました。
そもそもプリウスPHVの魅力は?
引用:https://www.netcarshow.com/
あらためてプリウスPHVの魅力をおさらいしてみます。
1.日常の用事ならガソリンいらずの電気自動車として使える
引用:https://www.netcarshow.com/
ノーマルのプリウスは発進時はモーター単独でスタートしますが、ある程度の速度領域でエンジンが始動します。
それに対してプリウスPHVは高速道路で100km/h位まで加速してもエンジンが始動しません。
かなりの走行シーンをバッテリー+モーターでカバーできてしまうのです。
このため、近所の送迎や買い物なら全くエンジンを使用しないためガソリンを消費しません。
自宅で充電できることが前提となりますが、お得な夜間電力の契約プランを活用できればオイル交換も含めてランニングコストは激減します。
2.ノーマルプリウスとは別格のエクステリアデザイン
ノーマルプリウスとは明確に差別化するために全長やフロントとリアのデザインは全く別物となっており、しっかり差別化されています。
全長がプリウスより105mm長く伸びやかなプロポーションです。
プリウスが灯火類を縦基調に配置していたのに対して、プリウスPHVは横基調にすることによって見た目以上のワイド感を演出しています。
特にフロントマスクはノーマルプリウスとは別物といっていいデザインで、キーンルックを採用しながらも先進的なイメージが色濃く反映されています。
プリウスは2018年12月にデザインを手直ししてきましたが、プリウスPHVのデザインの優位性は少しも損なわれていません。
3.重厚で落ち着いた乗り心地
引用:https://www.netcarshow.com/
バッテリーが一番の要因ですが、ノーマルプリウスより170kg重くなっています。
そのバッテリーは後輪を地面に押さえつけるような位置に配置されており、ノーマルプリウスより確かな接地感があります。
また、これらの相乗効果で車体が安定しており乗り心地もノーマルプリウスより向上しています。
4.モーターによる力強い走行フィール
引用:https://www.netcarshow.com/
電気自動車の醍醐味は、モーターのトルクを生かしたトラクションを感じる走りです。
エンジンと違い立ち上がりが関係ない大きなトルクやアクセル操作に対するレスポンスのおかげで、誰もが走って楽しいと感じることが出来ます。
動的質感はノーマルプリウスより高いのです。
それに慣れてしまうとノーマルプリウスに代表されるハイブリッド車は、エンジンがかかると悲しくなりますね~(笑)
5.非常用電源として活躍してくれるバッテリー
アウトドアはもちろん、災害や停電により電力供給がストップしてしまった場合もプリウスPHVは頼りになります。
外部給電モードにより最大で1500Wの電気が供給可能で、冷蔵庫をはじめほとんどの生活家電が使用できることになります。
非常用電源を購入すると思えば、これほど実用的な車はアウトランダーPHEVを除いて他にありません。
スポンサードリンク
プリウスPHV(2代目)のモデル情報
中古車をチェックするにあたって、変更/改良点などの情報をおさえておきますね。
2代目プリウスPHVが販売を開始して2年以上が経過しましたが、やはり一番大きな変化は5人乗りになったことでしょうね。
逆にいえばこれ以外は大きな変化がなく、これなら中古車で購入しても新車とのひけ目を感じることはないかも?
2017年2月
2代目プリウスPHVがデビュー
2017年9月
「S」、「S“ナビパッケージ”」をベースにしたスポーツ仕様「GR」モデルを追加
2017年12月
「S”Safety Plus”」、「S”ナビパッケージ・Safety Plus”」、「A”Utility Plus”」を追加
2019年5月
すべてのグレードで乗車定員が4人から5人に変更
蓄電池として使用できるV2H(Vehicle to Home)機能にオプション対応
2代目プリウスPHVが販売を開始して2年以上が経過しましたが、一番大きな変化は5人乗りになったことでしょうね。
厳密にはT-Connectに対応したDCM(車載通信機)の有無などもありますが、この機能は「あれば使ってみる程度のもの」と捉えて問題ありません。
プリウスPHVはノーマルプリウスと違いトヨタセーブティセンスPが全グレード標準装備なので安全装備の有無の心配もありません。
その分選びやすいモデルといえるでしょう。
スポンサードリンク
ノーマルプリウスより断然お得なプリウスPHVの中古車
プリウスPHVの中古車登録状況
2代目プリウスPHVについて2019年8月24日に中古車検索サイトで有名なグーネットで調べてみたところ以下の状況でした。
登録台数:487台
車両本体価格:198~395万円
2019年5月に調査したときは211台だったので、一気に2倍以上に増えたことになります。
2019年5月にマイナーチェンジで、プリウスPHVのネックであった4人乗りが解消され5人乗りとなりました。
このためディーラーは4人乗りの試乗車を放出することになり、プリウスPHVの中古車が増えたものと勝手に思っています。
新車価格との格差が大きいものがゴロゴロある!
ちょっと調べてみると、お買い得車が目白押しでビックリです。
引用:https://www.goo-net.com/php/search/
修復歴なしの最安値のものです。
5万kmをわずかにオーバーしていますが、人気の縦型11.6インチの大型ディスプレイのカーナビがついてこの値段です。
このグレードは新車価格で366万円なので、160万円の差です。
これなら下手に新車の軽自動車を買うより断然コチラをおすすめしたくなります。
引用:https://www.goo-net.com/php/search/
こちらはオプション価格が28万円もするソーラーパネルを装備したものです。
ソーラーパネルは1日駐車しているだけで、約5km走行できる電気が充電できる代物です。
走行距離もまだ3万㎞にもかかわらず驚愕のコストパフォーマンスです。
新車ではとても元がとれないソーラーパネルもこの価格なら選ばなきゃ損です!
引用:https://www.goo-net.com/php/search/
こちらは新車価格が380万円になるAグレードです。
Aグレード以上では斜め後方から接近してくる車を監視するブラインドスポットモニタや周囲の障害物を認識するインテリジェントクリアランスソナー、さらに車庫入れを支援するシンプルインテリジェントパーキングアシストが標準装備されています。
引用:https://www.goo-net.com/php/search/
こちらも新車価格が380万円になるAグレードで走行距離1万kmを切っています。
走行距離を気にする方なら見逃せません。
この価格だと値引きされた新車のノーマルプリウスとかぶってきますので悩ましい選択でしょう。
もしモーター走行の楽しさを知れば、おそらく多くの人がこちらへ傾くと思います。
引用:https://www.goo-net.com/php/search/
最上級グレードのAプレミアムもあります。
新車価格は422万円でレザーシートにヘッドアップディスプレイ、オートワイパー、1500wコンセントと至れり尽くせりのモデルです。
こちらもコストパフォーマンスが凄まじいレベルです。
スポンサードリンク
新車価格が高価なためか、値落ち率はノーマルプリウスより大きいことがわかります。
中古車ではほとんどカーナビが装着されている点も見逃せません。
新車で購入を考えている人の心が大きくかき乱されたのではないでしょうか?
ここまで見ていただいておわかりのようにT-Valueというトヨタの認定中古車が数多く出品されていました。
総額250万円以下でもかなりの選択肢があります。
納車前整備や保証の観点で安心できる車が多いのが嬉しいところです。
登場してまだ3年も経っていないので、過走行が少ないのも特徴として挙げられます。
話題の11.6インチT-Connect SDナビゲーションについて
引用:https://toyota.jp/priusphv/utility/
11.6インチT-Connect SDナビゲーションシステムはAグレード以上及びSナビパッケージで標準装備となっています。
会社の社有車のプリウスPHVにも、この11.6インチの縦型モニターが装備されているため私も使用する機会があるのですが、実際に使ってみると見た目のインパクトに反して利便性では横長モニタのカーナビの方が優れていると感じることが多々ありました。
一番のネックはCDやDVDの再生ができないことでしょう。
また、画面の横方向の寸法は9インチや10インチの社外品より狭く、縦の地図だと視線移動も大きいです。
画面上半分にカーナビ画面を表示させることできますが、それなら最初から横型モニタで済む話ですよね。
..ということでSグレードでは、あまり11.6インチの縦型モニターにこだわる必要もないというのが私の感想です。
スポンサードリンク
プリウスPHV|やっぱり中古車は圧倒的にお得です! まとめ
プリウスPHVの中古車がお得なことをまとめてみましたがいかがだったでしょうか?
プリウスPHVの開発者の方がプリウスの上級モデルと位置付けているだけあって、外観だけでなく中身も大きな差別化が図られています。
その魅力的なプリウスPHVですが、ノーマルプリウスより値落ち率が大きく積極的に中古車を選びたくなるような車が多いことがわかりました。
特に長く乗ることが前提の人ならこれほどコストパフォーマンスに優れたモデルはないかもしれません。
逆に最初の車検で乗り換えるような人は絶対新車で買ってはいけない車ということですね。
4人乗りが気に入らず最新モデルの5人乗りに惹かれる人も多いと思いますが、1年で5人乗車する機会を数えてみてください。
そのために新車で購入して数十万から100万以上を余計に費やす価値があるか、よ~く検討してみてくださいね。
ちなみにこの手のエコカーは購入時に補助金が設定されていますが、中古車の購入では適用されませんよ(笑)
新車でプリウスPHVはもちろんノーマルプリウスを考えている人も、これを機会に一度プリウスPHVの中古車情報をチェックしてみることをおすすめします。
ディーラーに下取りしたらもったいない!!
あなたの愛車、走行距離が
たとえ10万キロや20万キロであろうと、
値段がつかないとあきらめてはいけません。ディーラーで下取りは絶対損です。
クルマ一括査定サイトを利用して
手っ取り早く一番高く買い取ってくれる
買取業者を見つけてください!!最大10社の大手買取会社が、
競って値段をつけてくれますよ私も23万キロも走行した愛車を
30万で買い取ってもらいました!!!ディーラーで下取り価格が20万円だった車が
買取業者が70万円で
買い取られることもあります。
スポンサードリンク