2017年2月にフルモデルチェンジした新型プリウスPHV。
このプリウスPHVのために自宅に充電設備を設置するための必要な費用や条件など情報をまとめています。
プリウスPHVは普通充電が基本
今回の新型プリウスPHVは旧モデルとは異なり、急速充電に対応しています。
出先で充電しようとすれば充電時間を考えると実質、急速充電器を利用することになりますが、全国で急速充電スポットはすでに7105箇所にまで増えており、充電環境が少しづつ整ってきました。
しかし今や公共の急速充電器を利用するためには、必ず認証カードが必要になってきます。
その認証カードは、各社ありますがトヨタでは「PHV充電サポートカード」というものが提供されています。
しかしこのカードで1回急速充電(上限は80%)をおこなうと324円も費用がかかってしまうんです!
80%充電で約50km走れるとして、これの対価として324円ならガソリンを給油したほうがはるかにマシです。
急速充電は割高なのです。
また、急速充電はバッテリーの劣化につながるためオススメできません。
あくまで急速充電は、バッテリーを必要とする何らかの緊急用と考えたほうがいいでしょう。
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自宅で普通充電をおこなうためには?
当然のことながら駐車場にコンセントが必要になってきます。
なおアースのないコンセント、延長コード、回転させて固定する抜止型コンセントは使用できません。
また、コンセントに供給される電圧の違いで2種類があります。
100Vならもちろん問題ありませんが、200Vは一般家庭なら工事が必要になりますね。
電圧 | 100V | 200V |
充電時間 | 14時間 | 2時間20分 |
工事 | 不要 | 必要 |
普通充電には200Vがオススメです
電圧の違いで充電時間はなんと6倍も違ってきます。
週末しか車を利用しないユーザーなら100Vの充電時間でも問題ないのかもしれませんが、連続で14時間充電する場合は高い昼間の電気代がかかることになります。
この場合、電気会社の契約プランによってはガソリンを給油しているのと殆ど差がない金額に達することがあります。
割安な夜間電力で200Vの普通充電がベストの選択なのです。
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200Vの充電に必要な工事費用は?
EVコンセント、漏電ブレーカーやケーブルなど部品代が合計15,000~20,000円※
工事費は20,000~30,000円※程度です。
合計で50,000円とみておけばよいでしょう。
※分電盤の場所によりケーブルの引き回しなどで上下します。
配線工事を請け負う業者は、ディーラーから紹介してもらえますが基本的に割高です。
町の電気屋さんにトヨタが用意している下記の資料を見せて依頼したほうが安上がりです。
良心的な営業マンであれば、このあたりも教えてもらえるかもしれませんね。
パナソニック電工(Panasonic)[WK4322S] EV・PHEV充電用 15A・20A兼用接地屋外コンセント WK4322S
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