現行のボルボV40が登場して7年目を迎えようとしていますが、その魅力は全く色褪せていません。
ちょうどいいサイズのV40は日常用途では便利ですが、車中泊には使えるのでしょうか?
そこでボルボV40で車中泊が可能か徹底検証してみました。
ボルボV40で車中泊は可能なのか? 検証した結果は?
結論としてボルボV40で車中泊は十分可能です。
それも大人2人が足を延ばして寝ることが出来ます。
引用:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/
質実剛健だったボルボが、このV40からスタイリッシュに生まれ変わりました。
現在、ボルボの新型モデルは軒並みデザインが高く評価されていますが、このV40から流れが変わったのです。
やや前傾姿勢で躍動感と塊感をともなったプロポーションは誰が見てもかっこよくドイツの高級車勢とは一線を画したデザインです。
V40が登場したときは「これがボルボなの!?」といい意味で驚きを持って迎え入れられました。
このため、幅広い年齢層から支持されることになり、ボルボの販売シェアを大きく伸ばすきっかけとなったのです。
このようにデザイン優先?といえそうなエクステリアということもあり、その反面キャビンは狭そうなイメージをお持ちではないでしょうか?
確かに後席足元スペースは決して広いとはいえず、私も「車中泊は難しいか?」と思っていました。
しかし検証の結果、見事に期待を裏切ってくれたのです。
では詳しくみていきましょう。
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ボルボV40で車中泊は可能なのか? V40の寸法をチェック
ボルボV40はCセグメントに相当するハッチバックスタイルで、ボルボのラインナップで最もコンパクトなモデルとなります。
全長 4,370mm
全幅 1,800mm
全高 1,440mm
ホイールベース 2,645mm
寸法的には国産車でいえばトヨタのカローラスポーツとほぼ同じですね。
Cセグメントのハッチバックの中では少し全長が短い部類に入りますが、そのおかげで最小回転半径は5.2m(2015年マイナーチェンジ後)と抑えられており取り回しにも優れています。
ちなみにドアミラーやドアハンドルは日本専用に開発されたものを使用しています。
後席足元スペースですが、さすがに広くはありません。
ただ、ホイールベースが長いインプレッサやプリウスには劣るものの、身長180cmの大人が座れるスペース(フロントシートのシートバックに膝が触れない)は、確保されています。
ボルボV40で車中泊は可能なのか? 車中泊のスペースをチェック
V40のラゲッジスペースはVDA法で335L、リアシートを倒してフルフラットにすれば1032Lまで拡大できます。
こちらはリアシートのシートバックを倒さない状態です。
奥行 760mm
横幅 960mm(最小)/1,120mm(最大)
この状態の容量335Lというのはライバル達と比較すると控えめですが、「狭い!使えね~」というほどでもありません。
ではフルフラットにするためにリアのシートバックを倒してみましょう。
ショルダー部のレバーを操作すれば倒せるようになっています。
え~!?こんなに傾斜がついてたら使い物にならないじゃん(汗)
...と思ったらヘッドレストを倒す角度の問題だったので少し調整すれば、ご覧の通り水平なフルフラットスペースが出来上がりました。
実はリアシートを倒してできる水平なラゲッジスペースって貴重なんですよね~。
水平にするためにリアシートの形状が平面的になりがちですが、V40はしっかり体を支えてくれる形状になっているところはさすがです。
リアシートを倒した状態の寸法を測ってみると対角線上に1,840mmありました。
早速、身長178cmの私が斜めに寝ころんでみたところ頭や足が接触することはありませんでした。
足首をどんなに動かしてもフロントのシートバックには届きませんので、これなら多少体を動かしてものびのびと過ごせるでしょう。
これで身長180cm前後の大人でも一人旅なら確実に就寝スペースが確保できることがわかりました。
しかしこれだと斜めに一人が寝ることが前提なので2人目のスペースが不足してしまいます。
普通なら「それでもやっぱり2人は厳しいか..」とあきらめてしまうところですが、V40はさらに奥の手があるのです。
実はフロントシートのシートバックは前方にこれだけ倒すことが出来るです。
ここに足をかけることを前提にすればラゲッジスペースは奥行(縦方向)が1,900mm以上となり大人二人が並んで寝ることが可能になるのでした。
う~む、V40のシートアレンジはなかなか奥が深いです。
ハッチバックタイプでこれだけのスペースがあれば十分車中泊が可能なモデルと断定して差し支えはないでしょう。
すでにこの車で友人と二人で車中泊をして実証済です。
ちなみにフロントシートを目一杯前方へスライドさせるとリアシートのシートバックの間に約400mmの空間が出来ます。
車中泊のときは、このスペースに効率的に荷物が納められればベストですね。
しいて難点を挙げるとすれば、助手席側のフロントシートの角度を変える場合、ダイヤルをひたすら回さなければならない点がネックです。
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ボルボV40で車中泊は可能なのか? 車中泊におススメのアイテムを紹介!
車中泊の楽しみのひとつに野外での食事があります。
あれば何かと便利な器具を紹介しましょう。
自動車用ポット・ワクヨさん12V用
この商品は多くの販売実績があり、口コミでも評判が高く実用的です。(数回の使用で壊れるものが結構あるのです)
沸騰すると自動で保温モードとなるので、安心して使える設計になっています。
目安として約20分で80度に達します。
雨の日や寒い日なら外でコンロを使ってお湯を沸かすのも考えてしまいますが、これなら快適な車内でお湯が入手できますね。
風に強いカセットコンロ カセットフー 風まる
カセットコンロ自体はいくらでも選択肢はありますが、こちらは屋外での使用を考慮して設計されたものです。
防風ユニットがコンロに施されており、風が発生する屋外でも安定した使用が可能です。
また、持ち運びを想定して頑丈な収納ケースが付いているので雨に濡れても大丈夫ですね。
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ボルボV40で車中泊は可能なのか?徹底検証してみた結果は!?まとめ
ボルボV40で車中泊が可能かどうか実際に検証してみましたがいかがだったでしょうか?
V40はコンパクトな見た目に反して大人が足を延ばして寝られるスペースがあるのは意外な結果でした。
またラゲッジスペースが水平なのがいいですよね。
スペース効率の高いミニバンで車中泊をする場合、寸法的には問題がなくてもシートの凸凹をなんとかしなければなりません。
引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/interior/utility/
その点V40は本当の意味でフルフラットなので分厚いマットなど車中泊用の装備も、必要最低限で済みそうです。
高いボディ剛性からくるがっしりした乗り心地や上品な内装、トップクラスの高い安全性能、おまけに車中泊も可能というオールマイティな車がボルボV40なのです。
すでのモデル末期に差し掛かっていますが、その実力は今だライバル達に負けていません。
ぜひV40を手に入れて車中泊による旅行を楽しんでくださいね。
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