プリウスα 2017年11月 改良情報まとめ

プリウスαについて2017年11月に改良された情報をまとめています。

2011年にデビューしたプリウスαですが、6年目を迎えた2017年11月に一部改良として装備などが見直しされました。

来年にはモデルチェンジすると噂されていただけに、この時期の改良は意外ですね。

プリウスα 2017年11月改良の内容とは?

■トヨタの衝突回避支援パッケージである「Toyota Safety Sense P」が標準装備

■ボディーカラーに新色としてダークレッドマイカメタリック、スティールブロンドメタリックが追加され全9色から選択可能

■Sグレードをベースにした特別仕様車S“tune BLACK Ⅱ”を設定

今回の改良の目玉としてトヨタの衝突回避支援パッケージである「Toyota Safety Sense P」が標準装備となりました。

これによりプリウスαは国土交通省などが推奨しているセーフティ・サポートカー(サポカー)に該当することとなりました。

最近ドライバーの過失による事故がクローズアップされている中で、早急に対応してきましたね。

トヨタの衝突回避支援パッケージは上位版である「Toyota Safety Sense P」と下位(普及)版の「Toyota Safety Sense C」があります。

アクアやシエンタ、ノア3兄弟などが採用している「Toyota Safety Sense C」はレーダーセンサーと単眼カメラによる構成で、自動ブレーキの性能は低くアダプティブクルーズコントロールも含まれていません。

今回、プリウスαに採用された「Toyota Safety Sense P」はミリ波レーダーと単眼カメラによる構成です。

これは現行プリウスやCH-R、カムリに採用されているもので、歩行者を検知する自動ブレーキや完全停止までサポートする全車速追従のアダプティブクルーズコントロールが含まれています。

今までにもプリウスαはミリ波レーダーによるプリクラッシュブレーキシステムやアダプティブクルーズコントロールが用意されていましたが、こちらは8年以上前に開発された古いシステムのため、クルーズコントロールの前車追従も速度が40km/hを下回ると解除されてしまうものでした。

しかし「Toyota Safety Sense P」の採用には少なからずプリウスα向けに開発が伴うため、モデルチェンジまでは採用されないと踏んでいただけに驚きです。

というのも2017年8月にマイナーチェンジが実施されたレクサス版プリウスに相当するCT200hでは全車速対応クルーズコントロールやオートマチックハイビームが見送られたからです。

CT200hもプリウスαと同じ従来のシステムを搭載していましたが、8月にマイナーチェンジが実施され「Toyota Safety Sense P」相当にする「Lexus Safety System +」への置き換えられました。

しかしクルーズコントロールは全車速対応ではなく、オートマチックハイビームにも対応しておらずガッカリさせられました。

こちらもプリウスαと同じく登場が2010年と古く仕方がないと思っていたのですが....。

どうもセーフティ・サポートカー(サポカー)対応はプレミアムブランドのレクサスの方が遅れているようですね。

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プリウスαに搭載された「Toyota Safety Sense P」の概要

トヨタの衝突回避支援パッケージである「Toyota Safety Sense P」には以下の4つの機能が特徴です。

プリクラッシュセーフティシステム

このシステムはミリ波レーダーと単眼カメラによる構成の自動ブレーキです。

歩行者検知機能が備わっており、車だけでなく歩行者に対しても作動します。

対象を検知すると、まず警報を出し、それでもドライバーが操作しない場合は自動的にブレーキがかかります。

時速10km/h以上で作動しますが、弱点として夜間に歩行者は認識が困難ということです。

レーンディパーチャーアラート

単眼カメラが路上の白線を認識しており、ウインカー操作をせずに車線をまたぐことがあればブサーと表示で警報が出力されます。

その際、電動パワーステアリングによって元の白線内に戻る補正が実行されます。

オートマチックハイビーム

時速30km/h以上で作動しハイビームとロービームを自動で切り替えます。

基本的にはハイビームですが、先行車や対向車を検知すれば自動でロービームに切り替えをおこないます。

アダプティブクルーズコントロール

前走車に追従しながら設定された速度を維持するクルーズコントロールです。

あらかじめ設定された前走車との車間距離を維持しながら、設定速度内で加速、減速が自動をおこなわれます。

このた高速道路などでは運転の大半はハンドル操作のみとなり、長距離移動時の疲労削減にもつながります。

プリウスα 2017年11月改良 まとめ

冒頭でも書きましたが、モデル末期にもかかわらず「Toyota Safety Sense P」を搭載したことに拍手を送りたいです。

プリウスαはスポーツグレードであるGRも設定されたばかりです。

これらを考えると、やはりプリウスαのモデルチェンジはもうしばらく先(2019年以降)なのかもしれませんね?

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