14年ぶりに社長が交代した2023年のトヨタ株主総会に参加してきました。
内容についてレポートをお届けします。
今年もトヨタの株主総会へGO
コロナの影響も下火となり社長も交代したということで、今年もトヨタの株主総会に友人とドライブも兼ねて行ってきました。
株主総会はトヨタ本社を訪ねる貴重な機会であり、豊田会長のファンとして、また新型プリウスを買ってトヨタ車オーナーとしても堂々と足を運びます(笑)
いつものことですが、トヨタ本社までの片道300kmの道のりを友人の愛車B200dで疾走。
正面入り口にはマスコミの姿も多数見かけます。
豊田さんが社長になってから株主総会の出席者も増えて会場がいくつも増設、経営陣を生で拝める第一会場に入るのは至難の業です。
第1会場以外は、スクリーンを使った中継によるパブリックビューイングとなります。
招集通知を読み取り機にかざして受付、昨年あたりから完全座席指定制になっています。
今年も第二会場に案内されてしまいましたが、椅子がずらりと並べられかなり密な状態で座ることになります。
ちなみに会場内は撮影禁止です。
2023年 トヨタの株主総会の内容
総会の内容は議長である豊田会長のあいさつに始まり、監査報告、事業報告、株主からの質疑応答と各議案の決議となります。
株主からの質問は、以下のようなものでした。
カーボンニュートラルに向けたロビー活動が不十分、活動内容を公表する様に定款を見直せ(株主共同提案)
→欧州と日本では事情が違うため、反対とさせていただきます。
新社長となった佐藤さんの考えを聞かせてください
→基本は豊田会長の考えを継承し、モビリティカンパニーを目指します。
トヨタ(豊田会長)は日本への愛着が薄れたのでは?
→マスコミが作った世論ではなく正しく世論を理解するのには日本をないがしろにすることはしません。
共同株主提案にいたった経緯を知りたい
→こちらから出向いでお話を伺いました。
BEVでトヨタは出遅れ感があるがテスラに勝てるのか?北米市場で水素は諦めるのか?
→EVカンパニーを立ち上げバッテリーの調達も準備中です。HEVと同等の航続距離を目指して開発を進めています。
→水素の展開をあきらめることはありません。
→国によってカーボンニュートラルの方法は異なり、トヨタはマルチパスウエイで多様なソリューションをかかげます。
女性役員の登用はどうなっているのか?
→この14年で従業員は5割増、技術部門も2割増となり社内の意識も変わってきています。
資源循環の考えは持っているか?
→関連部門を立ち上げリビルド、リユースを進めてまいります。
実証実験都市であるウーブンシティの状況は?
→予定通り工事が進んでおり現在20%が完成、第1期工事は2024年に完了予定です。
→WEBでも逐次報告させていただいております。
免許がいらない車をつくってほしい
→まずは自動運転を極めていきます。海外で提携による無人タクシーも展開中です。
トヨタの規模からみて取締役の人数が少ないのでは?
→OBの顧問や相談役を廃止し80名から20名に減らしました。
→意思決定の足かせにならない様、豊田会長が社内で多くの敵を作りながらも英断した結果です。
豊田会長に社長の14年間を振り返ってほしい
→大企業病に侵されていたトヨタを本来の姿に戻す取り組みをしてきました。
→常にマイノリティでしたが、人の話を聞き現場と共に戦ってここまでこれました(泣)
新体制が目指している経営、車とは?
→スピード感のある経営を意識し、楽しく社会につながるクルマを作っていきたいと思います。
引用:https://toyotatimes.jp/report/
あらゆるニースに対応する姿勢を見せるトヨタの戦略
全方位戦略といえるマルチパスウエイを実感できる車両展示も行われていました。
走る実験場を体現しているGR86水素燃料エンジン搭載のレーシングカー。レプリカではありません。
レース車両の水素エンジンのパワーユニットを移植しより実用化をめざしたカローラクロスの試作車
初めて実車を見れたBEVのレクサスRZ450e
乗り心地が絶賛されている2代目MIRAI、ぜひ試乗してみたい...
今のトヨタの飛躍の火付け役になった初代プリウス
圧倒的な存在感を放っていたセンチュリー。これは後席限定で乗ってみたい(笑)
会場に併設されているショップも大盛況でした。
なぜカレー?
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注目の株主総会のおみやげは?
株主総会のお楽しみといえば、おみやげです。
中には総会に出席せずにお土産だけゲットして立ち去る人もおられます。
去年は書籍1冊だったのでちょっとガッカリしましたが今年は期待したいところ!今回もワクワクしながら紙袋の中を覗くと...
なんとミニカーと書籍が入っていました~
今までのミニカーはJPNタクシーやセンチュリーGRMNなどひねったチョイスばかりでしたが、今年はモデルチェンジしたトヨタの看板モデルであるプリウスでした!
しかも私の相棒と同じ仕様のマスタードじゃないですか!?
納車時にミニカーをもらっていたオーナーさんをうらやましく思っていましたので、とってもうれしいです(笑)
#これを見た人は愛車の横撮りを貼れ
これ、以前からやってみたかった~
トヨタからミニカーもらって浮かれております🤣#新型プリウス #60プリウス pic.twitter.com/y2f8uYdpLq— オーバークレスト@Attract car (@AttractCar) July 2, 2023
しかし書籍の方は見覚えがあると思ったら、去年の株主総会で配布されたものと同じじゃん!
これはもう保存用と普段使い用に持っておけということ?(笑)
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2023トヨタ自動車の株主総会に行ってきました!気になるお土産は? まとめ
2023年のトヨタ株主総会についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
おそらく今年は豊田さんが議長を務める最後の株主総会かもしれません。
たんたんと事務的にすすめられる世間一般の総会とは一味違う印象的なものでした。
様々な抵抗を受けながら14年間、トヨタを率いてきた豊田会長の思いがひしひしと伝わり、これまでを振り返りコメント中に涙ぐむシーンも見られ今までのご苦労がしのばれます。
ときおりユーモアを交えてのトークも含めて、やはりカリスマ性を感じる人物です。
モリゾーこと豊田章男さんには、これからはトヨタの会長として、日本自動車業界の顔としてさらなるご活躍を期待しています。
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