新型プリウスオーナーですが、現行アクアはその出来の良さからすっかりお気に入りの車に！
今回気になっていたGRスポーツに試乗することが出来たので感想をまとめてみました。
2代目アクアGRスポーツを評価してみました
現行アクアはノーマルモデルを3000km乗って個人的に俄然注目したいモデルになりました。
ヤリスと同じ1.5Lハイブリッドシステムながら、バイポーラ型ニッケル水素バッテリーの採用で違いは明確！
新型プリウスも含め数あるトヨタのハイブリッドモデルの中でもトップクラスのレスポンスに感激しました。
ということで次期マイカー候補探しの観点から、今回はアクアGRスポーツに試乗させてもらいました。
アクアの感想は既にアップしているので、主にノーマルモデルとの違いに絞ったインプレションです。
乗り込んだ第一印象
運転席に乗り込むとドアトリムやシートにあしらわれたエクセーヌ風のAIRNUBUCKが心地いい手触り。
他にもステアリングにあしらわれたGRロゴマークが目につきます。
絶壁気味のインパネではガンメタリックの加飾になっている程度で、ノーマルとの差別化は最小限にとどまっています。
シート形状やサイズもノーマルと同じですが、身長178cmの私でも全く不満なし。
身体とシートのマッチングは新型プリウス以上の好感触です。
走行性能
早速走り出してみます。
ノーマルモデルでもコメントしましたが、軽量と相まってアクセル操作に対する加速感はプリウス以上で他社のマイルドハイブリッドと比べても見劣りしません。
「快感ペダル」と名付けるのも納得の仕上がりです。
GRスポーツではボディー剛性を強化するため、床下とリアバンパー内に補強材が追加されていますが、市街地を走る限りノーマルとの違いを明確に意識することはありませんでした。
このGRスポーツではPOWER＋モードがカスタマイズされているので早速切り替えて踏み込んでみました。
う～む、加速感はノーマルとあまり違いは感じられない印象。
しかし回生抵抗が明らかに大きくなっていて（0.1Gとのこと）ワンペダル感がより増しています。
アクセル操作のみである程度の速度調整が出来るので、スポーツ走行などスポーツドライビングのシーンで重宝しそう。
そしてステアリングの手応えにもダイレクト感がやや増しています。
ただ、減速Gが強いので街中での走行では使いづらく、POWER＋モードはあくまでワインディングなどを限られたシーンに限定されそうですね～
乗り心地など快適性
営業さんから「この車は乗り心地が少し硬いですよ」との前置きがありました。
実際運転してみると街乗りでは確かにノーマルより硬めですが、個人的にはまったく問題なく許容範囲。
過去にBRZやスイフトスポーツをマイカーにしていた私にとってはかわいいレベルです（笑）
また、ホイールが17インチにインチアップされブリヂストンのポテンザが採用されていますが、これ自体にデメリットはあまり実感できませんでした。
「脚がよく動いてる」とまではいいませんが、しっかり地に足のついたのステアリングフィールと相まって心地よい印象です。
ただ、ファミリーカーとして使うとなると、乗り心地でご家族から文句が出るかもしれません．．．
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トヨタ アクアGR SPORTの概要
全長：4095mm
全幅：1695mm
全高：1485mm
ホイールベース：2600mm
最小回転半径：5.3m
車両重量：1150kg (Gグレード)
タイヤサイズ：205/45R17(4穴)
最高出力：91PS（エンジン）+ 80PS（モーター）
最大トルク：120Nm（エンジン）+ 141Nm（モーター）
駆動方式 : FF
燃料タンク容量 : 36L
WLTCモード燃費 : 33.6km/L
何といってもGR SPORTはフロントバンパーデザインが秀逸。
安定感が増してノーマルの腰高感が払拭されていますね。
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アクア GRスポーツ トヨタのハイブリッドでもドライビングプレジャーが感じられた！ まとめ
新型プリウスオーナーの立場でアクア GRスポーツのインプレションをお届けしましたが、いかがだったでしょうか？
やはりレスポンスのいいバイポーラ型ニッケル水素バッテリーと軽量コンパクトカーの組み合わせは、2Lのプリウスを上回る加速感でした。
エコカーの代名詞ともいえるアクアは車好きからは敬遠されがちですが、だまされたと思ってぜひ一度乗ってみてください。
トヨタのリチウムイオン電池搭載ハイブリッドとは一味違います。
GRスポーツはあくまでライトチューンなのでノーマルとの体感的な差は乏しいですが、そもそもノーマルの走りでも満足していたので問題なし。
アクアで唯一引っかかっていたのが老若男女対象？のフロントマスクでしたが、GRスポーツのエクステリアならこれまた文句なし。
個人的にこれだけでGRスポーツを選ぶ価値があると思っています。
現時点で弱点といえるADAS性能（トヨタセーフティセンス）も3月の商品改良で、最新バージョンにアップデートされ評判の高いプロアクティブドライビングアシストも追加の予定です。
一層商品力に磨きがかかったアクアGRスポーツは、私の次期愛車候補の一台となりそうなな予感。
もちろんエンジンを回して楽しむ車ではありませんが、電動モデルの楽しさは味わえるので一度試してみてはいかが？
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