2018年の日本カーオブザイヤー受賞のみならず世界中から高く評価されているボルボXC40。
世の中の新型車が続々と大型化していく中で、ボルボXC40の手ごろなサイズが気になっている人も多いのではないでしょうか？
そこでボルボXC40の様々なサイズを通じて使い勝手の検証やライバルと比較してみました。
ボルボXC40のサイズや仕様を検証
まずはボルボXC40についてサイズを含む様々なデータを紹介していきます。
車体寸法など基本データ
引用:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc40/specifications
全長 4425mm
全幅 1875mm
全高 1660mm
ホイールベース 2700mm
トレッド 前 1600mm
トレッド 後 1625mm
最低地上高 210mm
車両総重量 1885kg～1965kg
最小回転半径 5.7m
タイヤサイズ 235/60R17、235/55R18、235/50R19
XC40は数あるSUVの中でもしっかり走破性を追求しており最低地上高が210mmもあります。
ランクルに匹敵するこれだけの最低地上高があれば、どんな路面状況でも安心して踏み込むことが出来ます。
高い車高のおかげで運転席からのアイポイントが高く、街中の運転も前方の見通しがいいので運転しやすいです。（これは乗ってみて実感しました）
実物を見ると数値以上に大きなクルマに見えます。
スクエアなシルエットのため、意外と見切りがいいですね。
ただ、個人的に一番ネックになると思われるのが1875mmもある全幅です!
CセグメントのコンパクトSUVは数多く存在しますが、その中でも最もワイドな全幅となっています。
この点だけはコンパクトSUVに分類するには抵抗がありますね~
道路を走行している分にはあまり問題ありませんが、駐車スペースに車を収めるときに広い全幅を嫌でも意識させられることになります。
全高と全幅のサイズから立体駐車場は利用できないと考えたほうがいいでしょう。
写真のモデルは扁平率55で18インチを履いていますが、普通のセダンやミニバンに比べてタイヤサイズが大きく迫力満点です。（このサイズだと自分でタイヤ交換はする気になりません．．．．）
室内空間
引用:https://www.volvocars.com/jp/buy/design-and-buy/digital-catalog#xc40-ef2
XC40の室内寸法はメーカーから公表されていません。
実際に身長180cm近い私がフロントシートでポジション調整して、そのまま後席に乗り込むとフロントシートのシートバックと膝までこぶし2個分のスペースがあります。
XC40より全長で約100mm長く同じホイールベース長のプリウスより、はるかにゆとりがありました。
天井も圧迫感がなく車体サイズから考えれば、室内空間は身長180cmの大人でもリラックスできる広さといえます。
座席に関してはCセグメントのSUVの中でもトップクラスの寸法があるようで、上のクラスのCX-5やRAV4にも引けを取らないレベルといえます。
後席の座面はやや高めに設定されておかげで前方の見晴らしもよく閉塞感もありません。
運転席から振り向いた状態での斜め後方の視界です。
後席のドアが後ろへいくほど跳ね上がっていますが、同クラスのライバルと比較して特別視界が悪いとまではいかないと思います。
ラゲッジスペースのサイズ
リアシートのシートバック（6:4分割）を倒すと奥行で1740mm、さらにフロントシートを目いっぱい前方へスライドさせれば1980mmあります。
これなら大人2人の車中泊が十分可能な寸法ですね。
うれしいことにリアのシートバックを倒しても傾きはなく、フラットな床面でフルフラットのラゲッジスペースが確保できます。
また、床面の折り曲げ式パネルを外すと150mmほどさらに高さをかせぐことが出来ます。
床面の高さは最低地上高もありやや高めとなります。
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ボルボXC40の各サイズをライバルと比較してみた
引用:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc40
ボルボXC40のサイズに近いBMW X1、アウディQ3 、スバルXVと各サイズを比較してみます。
全幅、全高、ホイールベース、最低地上高はボルボXC40が最も大きなサイズとなっています。
車高が高いこともあり見た目はXC40が最も大きく見えてしまいます。
また、実際に各モデルの後席に座って比べてみましたが、長いホイールベースのおかげで後席足元スペースはXC40が最もゆとりがありました。
XVもかなり健闘していますが、室内空間と悪路走破性能はXC40がトップクラスといっていいでしょう。
SUVは定義があいまいのため各社から次々と新型SUVが登場していますが、XC40については大人4人で快適にドライブが楽しめ、未舗装路も躊躇なく進入できるオールラウンダータイプの車です。
（もちろん高い車高をファッションとしてオンロードで乗りこなすのもアリですが．．．）
欲を言えば大径タイヤを採用しているとはいえ、もう少し最小回転半径は抑えてほしかったところです。
ところでライバルたちと比較する上でサイズ以上に注目したいのが、「インテリセーフ」というボルボの優れた安全、運転支援パッケージです。
ボルボは「2020年までに新しいボルボ車に搭乗している限り死亡者や重傷者をゼロにする」という目標を掲げており、車が移動するう上で考えられる様々な状況を想定した支援システムを標準装備で提供しています。
安全に対する思想や技術は、間違いなく世界No1といってもいいでしょう。
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ボルボXC40のサイズを徹底検証！ まとめ
引用:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc40
ボルボXC40のサイズについていろいろ見てきましたが、いかがだったでしょうか？
XC40は全長に対してホイールベースが長く、キャビンのスペースがしっかり確保されています。
その分オーバーハングが短くスポーティーで、18インチや19インチの大径ホイールがよく似合っていますね。
全幅が大きいことを除けば使い勝手もわるくありません。
新開発のプラットフォームによる上質な乗り心地やパワフルなエンジン、世界最高峰の安全支援システムなど魅力があふれているXC40ですが、あまりの人気で注文しても現状では納期がかかるのが悩みの種です。
でも待つだけの価値がある車ではないでしょうか？
ボルボは納車待ちが長い人への救済策として「ブリッジスマボ」というサービスを提供しています。
引用:https://www.volvocars.com/jp/buy/sales/finance/
これは、XC40のように納車待ちの間、好きなボルボの新車を毎月車両本体価格の1%で楽しめるものです。
XC40の納車までのつなぎとして他の新車にわずかな費用で利用できる画期的なサービスとして注目されていますので、ディーラーに問い合わせ見てはいかがでしょうか？
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