2022年4月にカローラスポーツのGRモデルとなるGRカローラが発表され、秋に発売が予定されています。
気になるGRカローラについて、さっそくカローラスポーツと比較しながら差別化ポイントをチェックしてみました。
カローラスポーツのGRモデルはもはや別物だった
2018年5月に登場したカローラスポーツもすでに4年が経過。
その間、海外ではカローラスポーツのGR SPORTグレードが展開されていましたが、日本ではGRガレージとは無縁の車でした。
ちなみにこちらは欧州で販売中のカローラハッチバック GR SPORTです。
引用:https://newsroom.toyota.eu/new-corolla-gr-sport-and-corolla-trek/
しかし2022年4月に、ようやくカローラスポーツにもGRモデルが発表されました!
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/
それもベースモデルとなるカローラスポーツをライトチューンしたGR SPORTではなく、GRカローラというエンジンまで別物の本気モデル!
サイズ:全長4410×全幅1850×全高1480mm
ホイールベース:2640mm
トレッド:フロント1590mm /リア1620mm
重量:1340kg
エンジン:1.6L直列3気筒インタークーラーターボ
駆動方式:4WD
トランスミッション:6速MT
GRカローラに搭載されるパワーユニットは、基本的にGRヤリスに搭載されているものが流用されています。
ただし最大トルク370Nmは同じものの、最高出力はGRヤリスより30PS向上させ304PSに!
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/
そしてGRヤリスと同様に「GR-FOUR」と呼ばれる4WDシステムに加えて、前後にトルセンLSDが組み込まれたハイパワー4WDターボモデルです。
そしてフロント60mm、リア85mmトレッドを拡大、それに対応すべくオーバーフェンダーが施されました。
タイヤサイズは、前後235/40R18となります。
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/
もちろん、動力性能の向上に対応するためスポット溶接の打点追加や補強ブレースも追加されています。
用意されているトランスミッションはシフトアップ/ダウン時に自動的にエンジン回転を合わせてくれるiMT機能付きの6速マニュアルのみとなっています。
現時点では、このエンジン性能に耐えられるステップATやCVTがまだ実用化されていません。
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/
ちなみにこのGRカローラでは、トヨタセーフティーセンスも標準装備です。
日本では「GRカローラ RZ」として2022年秋に発売予定となっています。
GRヤリスよりも長いホイールベースとワイドトレッドで、より高速安定性が増して総合力でも上を行くモデルとなります。
限定販売のGRMNシリーズを除けば、2022年のトヨタのラインナップでは最速モデルでしょうね。
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/
さらに2022年6月には、このGRカローラの走行性能をさらに向上させた「モリゾウエディション」が発表。
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/
こちらは最大トルクが400Nmに引き上げられ、軽量化のためにリアシートを撤廃してしまう気合の入れよう!
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/
さらにスポット溶接の打点追加や構造用接着剤の塗布量延長に加えて、タイヤサイズを拡幅しミシュランパイロットスポーツカップ2という一般公道の快適性を捨てたものが装着されています。
こちらは台数限定発売で2022年秋から予約開始で、冬にリリースが予定されています。
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/
すでに高い評価を受けているGRヤリスは、WRC(世界ラリー選手権)をターゲットに開発されたBセグメントの3ドアモデルです。
ただ、日本や北米では使い勝手や大きさの面で敬遠する人も少なくありませんでした。特に北米ではBセグメントは不人気です。
そこに実用的な5ドアハッチバックのGRカローラの登場で、注目を集めるのは間違いありません。
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GRカローラとカローラスポーツを比べてみた
限定販売で抽選となるモリゾウエディションも気になりますが、ここでは普通に購入できるGRカローラ RZについてカローラスポーツと比較しながら差別化されている箇所をチェックしてみました。
外装(エクステリア)
定番の斜め前。特徴的なヘッドライトユニットは同じ形状ですが、フロントマスクの大きな開口部により別物の印象です。リアのブリスターフェンダーも目立っていますね。
正面からはGRモデルのファンクショナルマトリクスグリルが大きく存在を主張してますね。縦長のエアインテークによりフロントフェンダーが広がっているのがわかります。
サイドビューは前後フェンダーが拡幅されているものの大きな差はありませんが、フロントフェンダーに設けられたエアアウトレットが差別化要素ですね。
リアは3本マフラーにつきますが、バックドア周りやテールランプ形状は同じデザインでした。
斜め後ろから見比べると、GRカローラのフェンダーの張り出しがよくわかります。
内装(インテリア)
インパネはカローラシリーズ共通ですが、GRカローラはメーターパネルに10.2インチの大型液晶が採用されています。(2022年秋のマイナーチェンジでノーマルカローラも採用)
GRカローラのステアリングスイッチは、ヤリスシリーズと同じものに変更されています。
使い勝手は個人的に従来のカローラの方が操作性に優れていると思います。
センターコンソールではなんといってもGRカローラでは、マニュアルのサイドブレーキ採用がトピックですね。
ただ、右ハンドルでもカップホルダーが手前に配置されているのは少しひっかかるところ。
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GRカローラが発表!内外装をカローラスポーツと比較してみました まとめ
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/
2022年春に発表されたGRカローラについて、概要紹介やカローラスポーツと比較してみましたがいかがだったでしょうか?
これでようやくカローラにも、ゴルフGTIに対抗できるモデルが登場したことになります。
環境対応車を多数排出しているトヨタだからこそ、可能なことですね。
プリウスと同じプラットフォームを採用しているカローラスポーツの走りは、平凡と思われがちですが実はかなりコントローラブルでハンドリングも楽しめるものになっていました。
このスポーツモデルの登場ということで元カローラスポーツオーナーとして期待していましたが、まさかパワートレインを変更するGRモデルとは意外でした。(存在自体はかなり以前から予想されていましたが)
台数限定のモリゾウエディションも含めてまだ価格は発表されていませんが、GRヤリスの価格を考えると乗り出し550~600万位といったところでしょうか?
4WDのアドバンテージがあるとはいえこの価格帯だとメガーヌR.S.も選択出来るので、個人的には少し複雑。
エンジンや吸排気サウンドがどれだけ楽しめるのかも焦点になります。
それでも家族がおられる車好きはもちろん、少なからずGRヤリスから乗り換えるユーザーもいらっしゃるでしょうね~
また、追加情報がリリースされればフォローしていきますね!
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