プリウスα モデルチェンジ 中止か?

プリウスファミリー直系のミニバンであるプリウスα。

そのプリウスαについて2017年4月現在のモデルチェンジに関する情報をまとめてみました。

プリウスα すでに登場から6年目

プリウスαは2011年に3代目プリウス(30系)をベースに開発、2011年にデビューしました。

パワートレインには、3代目プリウスのTHSⅡ(1.8Lエンジン+モーター)システムが採用されています。

当時、ミニバンで唯一のハイブリッドカーとして注目を浴び販売台数も順調に伸ばし、2012年度は12万台を記録しています。

しかし、トヨタのハイブリッドのフルラインアップ化に伴い、他の選択肢が増えるにしたがって販売台数は下降する一方でした。

2016年には最近のトヨタ車の顔であるキーンルックを取りれてフロントマスクの印象が大きく代わったプリウスαでしたが、
販売テコ入れにはつながらず、販売台数は3万台を大きく割り込み27,240台まで落ち込んでいます。

トヨタの車種再編で消え行く運命か?

国内販売では1強状態のトヨタ。

ミニバンのラインナップはホンダや日産などライバルを圧倒しています。

トヨタのミニバンラインナップ

ヴェルファイア/アルファード
全長 全幅 全高 定員
4,930 1,850 1,895 7名/8名
スティマ/エスティマハイブリッド
全長 全幅 全高 定員
4,815 1,820 1,760 7名/8名
ノア/ヴォクシー/エスクァイア
全長 全幅 全高 定員
4,695 1,695 1,825 7名/8名
アイシス
全長 全幅 全高 定員
4,640 1,710 1,640 7名
WISH
全長 全幅 全高 定員
4,600 1,745 1,600 6名/7名
プリウスα
全長 全幅 全高 定員
4,645 1,775 1,575 5名/7名
シエンタ
全長 全幅 全高 定員
4,235 1,695 1,675 6名/7名

しかし縮小傾向にあるミニバン市場において、トヨタの経営陣は現状のラインナップは過剰と判断しました。

販売チャンネルごとの車種設定は時代にそぐわなくなってきているのです。

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そのため5ナンバーサイズのミニバンで、すでに登場から月日が経過しているアイシス及びWISHが生産終了へ向かっています。

また3ナンバーサイズの正統派ミニバンで古くからハイブリッドモデルを設定していたエスティマも2016年に大規模なマイナーチェンジを実施したとはいえ、現行モデルが登場してすでに11年が経過しています。

本来ならモデルチェンジの準備がおこなわれているはずですが、開発費をかけて販売増が見込めるかが疑問視されており現在まで延命が続いています。

なにしろこのクラスは日本特有のマーケットであり、海外展開するには中途半端なサイズなのです。

その日本の市場ですが、この10年で3割も台数が落ち込んでいます。

ミニバンでこのクラスのパイオニアであったホンダのオデッセイはコンセプトを変えて大型化。

そのオデッセイの後継であるストリームに販売状況はプリウスα以上に悲惨な状況です。

またマツダもプレマシーを販売していましたが、次期モデルどころかミニバンから撤退を決定しています。

オデッセイやイプサムから始まった2ボックス系ミニバンの時代は終わったのでしょうかね~

ちなみにトヨタのラインナップ統合はミニバンだけでなく、セダンではマークXとSAIがカムリに統合されるためモデル終了に向かっています。

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プリウスα モデルチェンジの中止は決定事項?

プリウスα モデルチェンジ

販売台数が下落傾向のプリウスαをよそに、スペース効率が優れた取り回しのよい5ナンバーサイズのノア・ヴォクシーやシエンタのハイブリッドモデルが好調を維持しています。

ハイブリッドモデルのフルラインアップ化を果たしたトヨタとしては、プリウスαはの役割を終わったとみています。

好調なヴェルファイア/アルファードおよびノア/ヴォクシーを除いて、いくつかのミニバンを一気に統合しようというわけですね。

モデル終了となるアイシス、WISHに加えエスティマとプリウスαを1本に集約するという情報が最有力となっています。

トヨタのコンテンツですでに3車種は登場していないんですね~
プリウスα モデルチェンジ

問題は統合されたあとの車名ですが、現時点ではエスティマが最有力候補に挙がっています。

プリウスαが一代限りで姿を消すとしたら非常に残念ですが、続報は随時お伝えしていきますね。

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