BMWの新型1シリーズが2019年9月に日本でも発売が開始されました。
今回のモデルチェンジで最大のトピックは駆動方式がFRからFFへ変わったことです。
FF化で大きなキャビンを手に入れたBMWの新型1シリーズのインテリアを見てきましたので紹介しています。
スポンサードリンク
BMW 1シリーズ 新型のインテリア 前席
座面はやや硬め、一見サポートが弱そうですが座ってみると意外に体が保持されるのがドイツ車の特徴です。
座面が延長できるのがとにかくイイ!
ベースグレードを除き運転席はメモリ-付きパワーシートが標準で助手席はオプション設定となっています。
インパネは3シリーズから採用された新世代のデザインで、ジャスチャーコントロールに対応しています。
ステアリングも3シリーズに準じたデザインです。
M sport仕様はグリップが極太仕様で、初めての人はきっと戸惑うと思います。
スイッチパネルは左側がアダプティブクルーズコントロール、右側がメディア関連になります。
メーターパネルは標準ではアナログ2連メーター+5.1インチ液晶ですが、iDriveナビパッケージオプション(249,000円)を付けると写真の10.25インチフル液晶になります。
旧型は身長178cmの私がドラポジを調整するとステアリングのためにメーターパネルの上部が隠れてしまう問題がありましたが、この新型ではそのような問題はありませんでした。
全グレードで8.8インチタッチディスプレイが標準装備なのですが、ナビゲーションはiDriveパッケージオプションが必要となりモニタサイズもこの写真の10.25インチに拡大されます。
エアコンパネルの操作スイッチの質感は問題ありません。
メルセデスベンツといいBMWといい最近のモデルは内装に光沢のあるシルバーメッキを使いだしましたが流行っているのでしょうか?
センターコンソールの先から非接触充電、USBポート、カップホルダー、12V電源ソケットがあります。
シフトパネルも最近のBMW共通デザインですね。1シリーズもついに電動パーキングブレーキとブレーキホールドに対応しました。
かなり大きめのコンソールボックスがありアームレストも兼ねています。
コンソールボックス内はUSB3.0のソケットがありました。
M sportのグローブボックス内は起毛処理が施された上質な仕上がりです。
アクセルペダルはオルガン式です。
大きく外側へ張り出したサイドミラーのおかげで斜め前方の死角が抑えられています。
どっしり重厚感のあるドアパネル。カチッとした造りで質感も高くコストダウンを思わせる箇所はありません。
スイッチパネルの加飾は欲しかったところですが操作性は問題ありません。
前席の天井はバイザーの後ろあたりから大きくえぐれた形状になっています。
運転席から見た左後方視界です。Cセグメントハッチバックとして標準的で開放感もある方でしょう。
真後ろを見た状態。リアゲートのウインドウ面積がやや狭いかな?
スポンサードリンク
BMW 1シリーズ 新型のインテリア 後席
さて、FF化で最も注目すべきがこの後席足元空間です。
身長178cmの私がドラポジ調整した状態ですが、旧型とは一目で違うことがわかります。
ホイールベースが延長され前席とのスペースは旧型比で33mm長くなっています。
シートバックが掘り下げていて、膝前はこぶし1.5個分のゆとりがあり、Cセグメントにおいても標準的なサイズが確保されています。
センターコンソール後端にはエアコン吹き出し口があります。フロアトンネルが低く抑えられており足元にゆとりが感じられます。
室内灯もしっかりLED照明です。
カップホルダー付きの後席アームレストです。
後席中央を倒して長尺物を積みながら4人乗車が可能です。
リアのドアパネルにもイルミ加飾付きのガーニッシュが施されています。
気になったのがリアの乗降性です。降りるとき足をかなり後ろへずらさないとピラーの付け根部分やドアの内側に足先が当たってしまいます。
スポンサードリンク
BMW 1シリーズ 新型のインテリア ラゲッジスペース
ラゲッジ容量は後席使用時でVDA方式で380Lで旧型より20Lアップしました。
展示車両にはラゲッジスペースを覆うボードが外されていたためアンダートレーがむき出しの状態になっていました。
リアのシートバックは4:2:4の分割可倒式となっています。やや傾斜が付くもののフラットな空間が確保されます。
後席を倒すと1200Lまで拡大できます。Aクラス(1210L)とほぼ同等レベルですね。
右側面にはLED照明があります。
新型1シリーズはコンフォートパッケージ(170,000円~)を選択することで電動テールゲートになります。
リアバンパーの下に開閉センサーがあり両手がふさがっていても開閉できるようになっています。
スポンサードリンク
BMW 1シリーズ 新型 FF化で注目のインテリアを見てきました まとめ
BMWの新型1シリーズの118i M sportのインテリアを紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
走行性能ではいまだに見劣りしない旧型1シリーズですが、たとえ2人で使用するとしても後席の狭さが災いして見送った人も多かったと思います。
今回駆動方式の変更という大きな変革により、最大のネックが払しょくされ実車を見て使い勝手に問題ないことが確認出来ました。
3シリーズが大きくなったため、こちらへ切り替える人も出てくるかもしれませんね..と思ったら2シリーズグランクーペがありましたね...。
どちらにしても、この新型1シリーズでも狭いという人はハッチバックにこだわる限り、インプレッサスポーツかプリウスしかないかも?
ただ、1シリーズは内装の仕上げで国産車を大きくリードしており、所有する満足度は高いものがあります。
安全運転支援機能で3シリーズやAクラスに見劣りしてしまうのは残念なところですが、多くの人にとって車種選定に影響を及ぼすことはないでしょう。
引っかかるのはメルセデスベンツやアウディのようにいろいろパッケージオプション設定にしていることです。
たとえば多くの人が選択すると思われるナビゲーションとアダプティブクルーズコントロールを付けるとM Sportで419,000円がかかってしまい、実際の購入では車両本体価格よりかなり高くつく点で
ちなみに電動テールゲートは今のところCセグメントのハッチバックではこの1シリーズが唯一の選択肢となります。
これを機会にBMWの新型1シリーズをマイカー候補に加えてみてははいかがでしょう?
新型1シリーズは試乗やエクステリアもしっかり見てきましたのでチェックしてくださいね。
ディーラーに下取りしたらもったいない!!
あなたの愛車、走行距離が
たとえ10万キロや20万キロであろうと、
値段がつかないとあきらめてはいけません。ディーラーで下取りは絶対損です。
クルマ一括査定サイトを利用して
手っ取り早く一番高く買い取ってくれる
買取業者を見つけてください!!最大10社の大手買取会社が、
競って値段をつけてくれますよ私も23万キロも走行した愛車を
30万で買い取ってもらいました!!!ディーラーで下取り価格が20万円だった車が
買取業者が70万円で
買い取られることもあります。