各国で連続受賞を続けているボルボの新型SUV XC60。
そのXC60より一回りコンパクトなSUVであるXC40が発売されました。
引用:https://www.netcarshow.com
さっそく、欧州カーオブザイヤーにも選ばれています。
その気になるXC40がディーラー展示車に加わったということで早速チェックしてみました。
まだ試乗は出来ないのでエクステリアやインテリアのチェックと今後の展開についてディーラーの営業の方にお聞きしたお話についてまとめています。
スポンサードリンク
ボルボは新しいプラットフォームを開発
ボルボはいち早くすべてのモデルの電動化を宣言しており、プラグインハイブリッドや電気自動車としてラインナップしていく上で必要不可欠となる新プラットフォームが開発されました。
上級クラスの90を皮切りに新プラットフォームに置き換わっており、今回のXC40の登場で旧世代はV40のみとなりました。
小型車向けプラットフォーム
CMA(コンパクトモジュラーアーキテクチャ)
適用車種 |
XV40 |
大型車向けプラットフォーム
SPA(スケーラブルプロダクトアーキテクチャ)
適用車種 |
V60, S60, XC60, V90, S90, XC90 |
ボルボの新型SUV XC40とは?
XC40はボルボのラインナップで最もコンパクトなサイズのSUVです。
このXC40はボルボの新しい小型車向けプラットフォームであるCMA(コンパクトモジュラーアーキテクチャ)が初めて採用されたモデルになります。
エンジン
日本に導入されるのは排気量2リッターのガソリンエンジンのみです。
T5はハイパワースポーツモデルの位置づけですが、T4は街乗りを含めたなど低速領域の使用に向いているようですね。
T5 Drive-E 2リッター4気筒ターボエンジン | |
出力 | 252ps/5,500rpm |
トルク | 350Nm/1,800~4,800rpm |
T4 Drive-E 2リッター4気筒ターボエンジン | |
出力 | 190ps/4,700rpm |
トルク | 300Nm/1,400~4,000rpm |
トランスミション
8速ATのみ
ボディサイズ
全長 | 4425mm |
全幅 | 1875mm |
全高 | 1652mm |
ホイールベース | 2702mm |
このサイズに最も近いのがBMWのX1になります。
国内メーカーの売れ筋SUVと比較すると全長がかなりコンパクトですが全幅がぶっ飛んでいます。
全長 | 全幅 | 全高 | |
XV40 | 4425 | 1875 | 1652 |
BMW X1 | 4445 | 1820 | 1610 |
トヨタ ハリアー | 4720 | 1835 | 1690 |
マツダ CX-5 | 4545 | 1840 | 1690 |
日産 エクストレイル | 4690 | 1820 | 1740 |
スバル フォレスター | 4625 | 1815 | 1730 |
三菱 アウトランダー | 4695 | 1810 | 1710 |
価格
389万円~539万円
ボルボの新型SUV XC40のエクステリアをチェック
展示車両は「T5 R-Design」にオプション装備を追加したものです。
特別仕様車の1stEdition 300台はすでに完売のため現在のラインナップで最上級グレードになります。
装備では20インチ!のR-Design専用アルミホイール、サンルーフなど。
最低地上高は240mmもあり真面目なSUVです。
迫力あるフロントグリル
リアパネルは非常にシンプルで落ち着いたデザインに。
テールライトは現行のV40に準じたデザインです。
センター下部がへこんでいますね。
マフラーカッター
サンルーフはチルトアップ機構が付いています。
R-Design専用5ダブルスポークアルミホイールにピレリ「P ZERO」245/45R20です。
カッコイイデザインですが、絶対自分でタイヤ交換はしたくない...
トールハンマーをモチーフにしたヘッドライト
CピラーにはR-Designが刻まれています。
スポンサードリンク
ボルボの新型SUV XC40のインテリアをチェック
内装色は基本的にブラック1色で、オレンジ色のアクセントはオプション設定となっています。
メーターパネルは完全に液晶表示タイプとなりました。
エアコンの操作はタッチパネル式のセンターディスプレイで行います。
実際に操作してみたものの温度変更など慣れが必要です。(必ず2アクションが必要)
ただ音声認識による操作も可能です。
送風の向きはレバーの上げ下げとツマミを回して操作します。
コンパクトなシフトレバーはプリウスと同じで操作時に傾けるだけの仕組みです。
必ずN(ニュートラル)を経由するため少し慣れが必要かと思われます。
オートホールド付き電動パーキングブレーキです。
センターコンソールもステッチが入っていて高級感があります。
何でも収納できそうな大型ドアポケット。
オレンジ色のトリムはオプションです。手触りはカーペットのような感触でした。
リアシートの空間は広大です。全長を考えると優れたパッケージングですね。
サンルーフは前後2枚構成です。
リアウインドウからの視界は最近の車ではまずます。
ラゲッジスペースも広大でフルフラットが可能になっています。
ボルボの新型SUV 今後の展開について
現在のラインナップは2.0Lガソリンターボエンジンのみです。
なら次はディーゼルエンジンかと思ったところ、なんとディーゼルエンジンは導入されないらしいとのことでした。
かわりに投入予定としてプラグインハイブリッドモデルなんだとか!!
引用:https://www.autocar.jp/news/2018/04/26/286475/
モーター+1.5L3気筒エンジンの構成で最大出力251ps/最大トルク40.8kg-mを発生します。
バッテリー走行による航続距離は未公表です。
まあ電動化へ大きく舵を切ったといえ、ボルボで人気のディーゼルエンジンが導入されないなんて残念でなりません。
こうなると次期V40もディーゼルエンジン搭載モデルの導入については雲行きが怪しくなってきたかも?
V40 D4を気に入っているだけに心配になってきました。
スポンサードリンク
XC40 ボルボの新型SUVのサイズなどチェックしてみました まとめ
XC60に続いてべた褒め状態の新型SUV XC40でしたので非常に気になっていました。
それにしても実車を目にすると大迫力!!
写真で見ると妙にコンパクトに見えますが、1875mmの全幅や20インチのホイールは圧巻です。
全長こそXC60より200mmも短いものの、とてもコンパクトSUVとはいえない存在感でした。
いくら特別仕様車とはいえ20インチはやりすぎでしょう!?
ホイールは最低でも17インチのためスタッドレスタイヤは高価ですし、挙句の果てに最小回転半径が5.7mもあるため個人的に次期愛車候補にならなかったのが残念です。
それにしてもいくら走りや使い勝手がよく価格が手ごろでも、このサイズが許容できる人ってかなり限られていると思うんですけどね~
ディーラーに下取りしたらもったいない!!
あなたの愛車、走行距離が
たとえ10万キロや20万キロであろうと、
値段がつかないとあきらめてはいけません。ディーラーで下取りは絶対損です。
クルマ一括査定サイトを利用して
手っ取り早く一番高く買い取ってくれる
買取業者を見つけてください!!最大10社の大手買取会社が、
競って値段をつけてくれますよ私も23万キロも走行した愛車を
30万で買い取ってもらいました!!!ディーラーで下取り価格が20万円だった車が
買取業者が70万円で
買い取られることもあります。