2016年11月にモデルチェンジを果たし、その年の日本カーオブザイヤーを受賞した新型インプレッサ。
販売面でも新車効果も手伝って好調を維持しています。
そのインプレッサのハッチバックモデルであるインプレッサスポーツにSTI仕様車の可能性についてまとめています。
インプレッサスポーツ 2017年の動き
インプレッサに限らず、スバルの主要モデルはイヤーモデル制をとっており、毎年年次改良がおこなわれます。
昨年、モデルチェンジとなったインプレッサも何らかの追加、改良が実施されます。
ただ登場して1年足らずで大きな変更は考えにくく、まして登場が待たれているアイサイトVer4はまだ先になります。
そこで2017年1月の東京オートサロンで出品されたインプレッサG4 STI Performanceに注目です。
東京オートサロンリクエスト企画、いよいよSUBARU IMPREZA G4 ?STI Performance-
の写真です!カスタマイズモデルは、愛車へのあれこれを想像しながら見るのも愉しいですね!#SUBARUリクエスト#tas2017 pic.twitter.com/NPti0k5ibj— 株式会社SUBARU (@SUBARU_CORP) 2017年1月15日
インプレッサG4 STI Performanceとは?
WRXがインプレッサから独立してからはインプレッサには走りを意識したグレードが存在しない状態でした。
WRXと同じベースで開発されたワゴンのレヴォーグは、2016年にSTI Sportという足回りを中心にカスタマイズしたグレードが設定されました。
カスタマイズを好む旧レガシィオーナーが多いレヴォーグにはドンピシャの設定だったようで、高額にもかかわらず受注グレードの半数以上を占めています。
インプレッサにもWRXほどではないにしろ、スポーツ指向の新しいグレードが追加されてもおかしくありません。
ただオートサロンで出品されていたインプレッサG4 STI Performanceは、レヴォーグに設定されているSTI Sportとは性格がやや異なります。
STI PerformanceとはSTIが開発した強化パーツで構成されたライトチューンドカーという位置付けですね。
具体的には走行性能を高めるフレキシブルタワーバーやフレキシブルドロースティフナー、空力性能の向上を図るエアロパーツ等が挙げられます。
いってしまえば、標準グレードにこれらのパーツを構成してSTI Performance仕様に近づけることになります。
(管理人もフレキシブルタワーバーをきっかけにカスタマイズに目覚めた一人として、期待が高まります!)
そう考えると特別仕様車として設定されるかもしれませんが、カタログに掲載される固定グレードまで発展するとは考えにくいですね。
STI Performance仕様のインプレッサスポーツが実現
STIの強化パーツとして提供されれば、すでに新型のオーナーにもカスタマイズのチャンスが生まれることになります。
もちろんインプレッサG4だけでなくインプレッサスポーツにも適用できると考えて間違いないでしょう。
WRCを退いてから制約を受けなくなったWRXにハッチバックが設定される可能性は極めて低いですが、インプレッサはハッチバックが主流です。
現在の販売構成ではインプレッサスポーツがインプレッサG4を圧倒しており、次期インプレッサでセダンが消滅する危機さえあります。
G4オーナーだけでなく、スポーツオーナーも心待ちですね!!