シビックタイプRのライバルであるルノーのメガーヌR.S.の高性能モデルであるトロフィーに乗る機会がありました。
今回はそのルーテシアR.S.トロフィーの内外装をチェックしてみました。
メガーヌR.S. トロフィーの概要やグレードについて
全長:44105mm
全幅:1875mm
全高:14695mm
ホイールベース:2670mm
最小回転半径:5.2m
車両重量:1480kg
メガーヌR.S.に搭載されているパワーユニットは1.8L4気筒直噴ターボエンジン。
トランスミッションは6速MTと6速DCTから選べます。
最高出力:278ps/6000rpm
最大トルク:390Nm/24000rpm
駆動方式 : FF
燃料タンク容量 : 47L
WLTCモード燃費 : 11.8km/L
ノーマルのメガーヌには5ドアハッチバックとステーションワゴンの2種類がありますが、スポーツモデルのR.S.(ルノースポール)は5ドアハッチバックのみ。
ベースグレードとトロフィーという高性能モデル用意されています。
スポーツモデルのR.S.の大きな特徴として4コントロールという4WSを採用していることで、全幅1875mmもあるにもかかわらず最小回転半径が5.2mと非常に小さく抑えられています。
駐車場の入出庫や切り返しなど日常の取り回しで意外に使えるのが嬉しい点です。
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メガーヌR.S. トロフィーの外装(エクステリア)をチェック
ノーマルのメガーヌから拡幅されたフェンダーがワイド感抜群の迫力です。
典型的な2ボックススタイルですが、その分室内空間はしっかり確保されています。
フロント以上に迫力満点のリア。センターマフラーといい本格的なスポーツカーのオーラが漂っています。
ルノー車のデザインアイコンとなっているヘッドライト一体型のシグネチャーランプ。
R.S.(ルノースポール)を象徴するチェッカー配置のフォグランプ。
フロントバンパーの目立たないところにトロフィーの文字。
フロントフェンダーダクトは貫通していませんでした。
Bピラーには4コントロールのオーナメント。今やR.S.のみの装備となってしまいました。
リアバンパーサイドのダクトも非貫通でした。
フェイクデザインが多いなか、本格的に空力を追求したリアディフューザー。
テールランプ周りはノーマルのメガーヌと共通のデザインですね。
バックミラーからリアフェンダーのふくらみが見えるのがいいところ。
タイヤサイズは245/35R19、ミシュランのパイロットスポーツ4Sを履いています。
ブレーキシステムはブレンボ製でトロフィーのディスクはスリットが入っています。
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メガーヌR.S. トロフィーの内装(インテリア)をチェック
このモデルは2019年モデルということでモニターは7インチとなっています。
シートはアルカンターラ製でトロフィーはレカロシートが採用されています。
左後方視界はCセグメントハッチバックでは標準的ですが、リアシートのヘッドレストが妙に邪魔をしている印象。
ステアリングはアルカンターラとレザーのコンビ仕様。絶妙の太さで握り心地も申し分ありません。
とにかく巨大なパドルシフトが操作性が優れていました。
メーター中央部は7インチの液晶表示。
アルミペダルは吊り下げ式ですが、配置は特に違和感はありませんでした。
さすがに今の時代、7インチモニタは物足りないですね、ユーザーで載せ替えできないのが厳しいところです。
ちなみに最新モデルでは9.3インチに拡大されています。
アームレストはスライドに対応しています。
グローブボックスは間口が狭く容量がかなり少ないです。
後席の乗り降りはカローラスポーツより楽で、後席の座面長さや足元空間もまずまず。
身長178cmの私が運転席に座ったとしても足元は十分な余裕があります。
エアコン吹き出し口にシガーソケットの電源が一つ。
やや大きめサイズのアームレスト。
ドアトリムは合成皮革と樹脂で構成されていますが、安っぽさは微塵もありません。
ラゲッジスペースは輸入車にしては左右の空間もあり、容量も355Lあります。
リアシートは分割可倒式ですが、やや傾斜がついてしまうのが残念。奥行で1530mm確保されています。
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ルノーメガーヌRS トロフィー 気になる内外装をチェックしてみました まとめ
ルノーのメガーヌR.S.トロフィーの内外装をチェックしてみましたが、いかがだったでしょうか?
エクステリアはノーマルのメガーヌハッチバックとは拡幅されたボディーをはじめ差別化が施されており、特別なモデルを示す演出は所有する満足感がありますね。
好みもあるでしょうけど、同じ方向性のGRカローラよりフェンダー周りの後付け感がないのでスマートな印象を持てます。
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/
シビックタイプRとFF最速の座を争うメガーヌR.S.ですが、正統派2BOXスタイルの採用で、キャビンは大人4人が快適に移動できる空間が確保され、ファミリーカーでも十分通用します。
今回はマイナーチェンジ前のモデルでしたが、2022年の改良後はメーターパネルやモニターが拡大、アダプティブクルーズコントロールやオートホールド機能などの安全・運転支援システムもスポーツカーの中ではトップクラスとなりました。
4コントロールの魅力や吸排気サウンドなど魅力が多いルノーR.S.は走るのが好きな車好きには、きっと響く車だと思います。
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