プリウスやフィットなどセダンやハッチバックからSUVに乗り換えた人は、自分のSUVにどんなタイヤを交換すればいいかわからない人も多いのではないでしょうか?
ここではいくつかの使用形態でおすすめタイヤや選定についてアドバイスをお届けしていきます。
SUVおすすめタイヤ SUVといってもいろいろあります
SUVといえば4WD、オフ(ラフ)ロードも走れる...といったイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?
今は世界的なSUVブームということで、どの自動車メーカーもSUVの開発や拡販に力をいれています。
選択肢が増えてきたことで多くの人たちがSUVに乗り換える一方、SUVに求められるニーズも様々です。
SUVの定義があいまいで線引きが難しくなっていますが、少し背の高い車はSUVといって差し支えないでしょう。
中にはトヨタC-HRのように最低地上高が140mm(4WDでも150mm)とカローラより低く、オフロード走行は想定していないモデルもあります。
この車の標準装着タイヤはオンロードスポーツのポテンザ!で、足回りはこのハイグリップタイヤを履くためのセッティングが施されています。
あまりにもバリエーションが多すぎるので、ここではジムニーやランドクルーザーといったクロカンを除く以下のようなモノコック構造※の車種についておすすめのタイヤを紹介していきます。
コンパクトクラス
ヴェゼル、CH-R、XV、ジューク、CX-3、エクリプスクロス、エスクード、レクサスUX、XC40など
ミドルクラス
CR-V、ハリアー、RAV4、フォレスター、エクストレイル、CX-5、アウトランダー、レクサスNX、XC60など
※・・・フレームレスでボディ全体で車体強度を確保しています
SUVおすすめタイヤ SUVタイヤの種類
SUVタイヤは以下の4種類に分類できます。
A/TとM/Tは昔から存在していましたが、最近はオンロード重視のバリエーションが充実しています。
大きなタイヤを採用しているSUVは、どうしてもロードノイズが大きくなりがちです。
静粛性や普段の乗り心地のよさを追求するのであれば、必然的にH/TまたはS/Tからの選択となりますね。
H/TやS/Tですがタイヤメーカーにより表記が統一されていないうえに明確な分類が難しい状態です。
あえて分けるなら燃費重視か乗り心地や運動性能重視かとなります。
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SUVおすすめタイヤ 使用用途別おすすめタイヤ
SUV(多目的スポーツ車両)は一般的な普通の車と違ってアスファルト以外の路面を走ることも考慮して設計されています。(例外もありますが)
未舗装路としてダートや泥、砂などいろいろですが、そのためサイドウォールの大きいタイヤが採用されています。
しかし実際にどれだけの人が未舗装路を走っているでしょうか?
少し道を逸れた程度はノーカウントとして、釣りや登山、林道など意識して未舗装路に進入するかしないかでタイヤ選択が変わります。
まず、ご自分がどんな道を走るのかを見定めましょう。
基本的に走るのはアスファルトなら
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/
オンロードしか走らないという人の選択肢です。
燃費重視ならヨコハマタイヤ BluEarth RV-02
引用:https://www.y-yokohama.com/product/tire/bluearth_rv02/
やや柔らかめの乗り心地ですが、タイヤの耐久性があり意外に販売価格も高くないのでコストパフォーマンスに優れています。
他の製品と比較して燃費性能も若干優秀です。
とにかく乗り心地や静粛性重視ならブリヂストン REGNO GRVII
引用:https://tire.bridgestone.co.jp/regno/gr-v2/index.html
SUVタイヤでもやはり静粛性を突き詰めるとレグノですね。
タイヤ幅が大きいSUVタイヤは接地面も多いためロードノイズで大きくなりがちですので、「オフロードを走らない」と割り切れるならこれ以上の選択肢はありません。
たまにキャンプなどアウトドアでレジャーを楽しむなら
引用:https://www.subaru.jp/cartopia/201508/special.html
迷ったらコレ!ヨコハマタイヤ GEOLANDAR SUV
引用:https://www.y-yokohama.com/product/tire/geolandar_suv/
基本的にオンロードがメインだけど、ときにはオフロードも意識したいというニーズであればこのGEOLANDAR SUVがぴったりです。
オンロードの快適性を維持しつつ、ある程度のラフロードの走破性もあり価格を含めてトータルバランスが優れたタイヤです。
SUVタイヤに迷ったらとりあえずこれを選んで間違いないでしょう。
釣りや登山などのアプローチでよく未舗装路を走るなら
オールラウンダーとしてブリヂストン DUELER A/T 001
引用:https://tire.bridgestone.co.jp/pdf/tire-catalogue2019_vol1_p59-62.pdf
比較的、オフロードの要素が多いなら耐久性で評判が高いブリヂストンのDUELER A/T 001がおすすめです。
少し値が張りますが、実績もありライフが他メーカーより長いという口コミも多く安心して選択出来るモデルです。
オフロード走行が趣味なら
積極的にオフロード走行を楽しみたい人は、今回ピックアップした対象の車種では厳しいでしょう。
ダートや林道など車が走行することを前提にした道であれば問題ありませんが、オフロードを楽しみたい人はラダーフレーム構造を採用しているジムニーやランドクルーザー、パジェロなどに乗り換えることをおすすめします。
補強が入っているとはいえモノコック構造のクルマで車体の一点に大きな負荷がかかるような走行は避けるべきです。
シティオフローダーとしてファッションで乗るのなら各社のM/Tからお好みでどうぞ。
その際、ホワイトレターは欠かせませんね。
引用:https://www.y-yokohama.com/product/tire/parada_pa03/
SUVおすすめタイヤ 乗用車用タイヤは使えるか?
SUVはラダーフレームや、補強の入ったモノコック構造など普通の乗用車に比べて車両重量が重くなっています。
またアスファルトと違ってオフロードでのタイヤへの衝撃は大きくタイヤへかかる負担も大きくなります。
このためSUV用タイヤは乗用車用タイヤに比べて耐久性を追求して製造されています。
ゴムの材質やワイヤーの太さ、強度も変わってきます。
もちろん、車の開発はこのSUVタイヤで行われているため、乗用車用タイヤの場合はタイヤの縦横の剛性不足から操縦安定性でバランスが崩れる恐れがあります。
純正装着タイヤと性格が異なるタイヤを装着する場合は指定空気圧がベストとは限りません。
ということで理想はSUVタイヤをチョイスするのが望ましいのですが....比較的タイヤの負担が少ない市街地走行であれば問題になることはないでしょう。
ただし高速道路をよく走行するドライバーであれば安全を考えてSUVタイヤを選んでください。
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SUVおすすめのタイヤを厳選して紹介! 乗用車用タイヤも使えるの? まとめ
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/design/exterior.html
SUVに限りませんが、安くて燃費がよくて耐久性があり排水性やグリップも高くおまけに静か...なんていうタイヤは存在しません(笑)
ただ、最近はタイヤメーカーの技術もどんどん向上してきているので、静かで燃費のいいタイヤなど増えてきました。
月並みですが、タイヤ選択において様々な要素について優先順位を決めてしまえばあとは値段で絞っていけます。
今回、数あるSUVタイヤからおすすめタイヤを選定しましたが、結果的に定番メーカー2社で占めた結果となりました。
ブリヂストンのSUVタイヤであるDUELERブランドは総じて評判がいいのですが、販売価格が強気です。
やはりブランド力でも売れるブリヂストンはさすがです!
コストパフォーマンスを考えると個人的にはおすすめタイヤで紹介したヨコハマタイヤのGEOLANDAR SUVが一押しです。
引用:https://www.y-yokohama.com/product/tire/geolandar_suv/
ところで最近はカー用品専門店の大手チェーンであるオートバックスやイエローハットでも、海外ブランドのタイヤが積極的に売り出されています。
特にネット通販では中国などアジアの各メーカーの安いSUVタイヤが販売されています。
性能も優秀で高級ブランドの仲間入りしたハンコックは別格として、中には格安で聞いたことのないメーカーのタイヤもいろいろあります。
インチアップでアルミホイールにお金がかかったので、タイヤは安く済ませようとしてこのようなタイヤをチョイスされている人も多いでしょう。
見た目重視という気持ちはよ~くわかるのですが、個人的に車用品でもっともこだわるべきなのはタイヤだと考えています。
(おそらく、見た目重視の人はこの手の記事には目もくれないと思いますが...)
タイヤの価格は流通量や少なからず開発コストが反映されています。
ブリヂストンやヨコハマタイヤが開発に巨額の費用をかけているのは伊達ではありません。
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/X3/
日本では大人の事情でタイヤの比較テストが実施されることはありませんが、自動車先進国のドイツでは無名メーカーも含めて容赦なくテストがおこなわれ結果が公表されます。
2017年のテスト結果を見てみるとトップクラスと底辺クラスで濡れた路面で80km/hからの制動距離の差はなんと20m近くありました。
2mではなく20mですよ!?
安いタイヤすべてが酷いとはいいませんが、ポテンシャルがわからないものには手を出さないほうがいいでしょう。
家族を乗せるのなら保険と思って安全を優先してほしいところです。
キャッチ画像引用:https://www.mitsubishi-motors.com/jp/innovation/history/
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