スバル新型BRZが発表!スペックや新型86のエクステリアもほぼ確定!

2020年11月米国スバルから新型BRZが発表されました。
さっそく新型BRZの概要やスペックなど最新情報をまとめてみました。

2020.11.29更新 PCDの情報を追記

新型BRZの概要は?


引用:https://media.subaru.com/

米国スバルから2022モデルとして新型BRZが11月18日に発表されました。

新型BRZの気になるスペックは以下の通りです。

車体サイズ:全長4265mm✕全幅1775mm✕全高1280mm
ホイールベース:2575mm
重量:1280kg


引用:https://media.subaru.com/

エンジン:2.4L水平対向4気筒自然吸気
パワー:230ps
トルク:250Nm

トランスミッション:6速AT/6速MT

タイヤサイズ:215/40R18と215/45R17 (グレードで異なる)

※いずれも米国仕様の数値です

まず車体サイズは全長が+25mm、全高がー10mmとなっている以外は初代モデルと同じです。
全幅が1800mm以下に抑えてきたのが何よりうれしいですね~(そのかわり最小回転半径は期待できないけど...)

シャシーは初代と同じものをベースにしてスバル最新のSGP(スバルグローバルプラットフォーム)のノウハウやインナーフレーム構造、構造用接着剤が採用され、ねじれ剛性がフロントで60%もアップしています。

そして排気量アップやボディ剛性アップにもかかわらず車両重量はほとんど変わっていません。
実は、ルーフにボンネット、フロントフェンダーがアルミ製となっておりコストをかけた軽量化が図られています。

排気量が0.4L増えたことで24ps/39Nmアップとなっています。
特に最大トルクの発生回転数が3700rpmとかなり低い(初代は6400rpm)のも注目です。

ATモデルでは全車速対応クルーズコントロールを備えた最新のアイサイトを搭載、さらに進化したSPORTモードが用意されています。

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新型BRZのエクステリアをチェック


引用:https://media.subaru.com/

エクステリアは旧型の面影を残していてキープコンセプトであることがうかがえます。
初代(旧型)と比較しながらプロポーションを見ていきましょう。

フロントバンパーは、ヘキサゴンのラジエターグリルの周りがかなり立体的な形状のデザインが与えられています。

引用:https://media.subaru.com/
こうしてみると初代BRZのデザインの完成度の高さをあらためて実感します。

リアはダックテールが採用され、ナンバープレートがバンパーに移動しました。テールランプはNSX似のフの字型でサイドまで回り込んだデザインです。
フューエルリッドがおむすびのようなユニークな形状に。
新型BRZのデザインは、なんといってもフロントフェンダーのダクトと大きくラウンドしたサイドスポイラーが目を惹きますね。
新型BRZの斜め後ろ
引用:https://media.subaru.com/
初代BRZの斜め後ろ姿

サイドビューはかなり初代のイメージが色濃く継承されています。フェンダーダクトから連続するサイドスカートの造形がいかついですね~
歩行者頭部保護や衝突安全の観点からかボンネットが高くなっているようです。
ホイールはGRヤリスと似たデザインですが、サイズは別物でした。

引用:https://media.subaru.com/

今回の新型BRZの発表により、以前に出回っていたスクープ写真はBRZではなくトヨタの86だったことが判明しました。
GRモデルの特徴となっている長方形のラジエターグリルでBRZと差別化されています。バンパーサイドやスポイラーの造形はBRZに比べてシンプルですね。
新型BRZのデザイン
引用:https://www.autoblog.com/

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新型BRZのインテリアをチェック


引用:https://media.subaru.com/

ダッシュボードは低く抑えられていて視界の良さは新型でも受け継がれています。
ステアリングやスイッチパネルは現行モデルに似たデザインですね。
新型BRZのインパネ
新型BRZの運転席
引用:https://media.subaru.com/

MT車ではアイサイトのステレオカメラが確認できません。
ちなみにAT車も電動パーキングブレーキではなく手動のサイドブレーキでした。

引用:https://media.subaru.com/

カーナビゲーションなどメインディスプレイは8インチで初代と同じくディスプレイの位置は低めに設定されています。
トヨタの86ではディスプレイオーディオになるのでしょうか?
新型BRZのインパネ
引用:https://media.subaru.com/

エアコン操作周りもダイヤル式で初代のイメージが継承されています。

引用:https://media.subaru.com/

ホールド性の高そうなシート形状。画像のシート中央部の素材はアルカンターラ、またはエクセーヌと思われます。

引用:https://media.subaru.com/

センターコンソールにある各モードスイッチも初代と同じ。新型もトラックモードが用意されていました。初代とほぼ同じシートヒーターのスイッチも確認出来ます。

引用:https://media.subaru.com/

メーターパネルですが、表示部はすべて液晶ディスプレイに!

メインの7インチディスプレイとサブの2画面構成になっているのでレヴォーグほどの自由度はないようです。
メーター表示のデザインは水平対向をイメージしたものですね。

引用:https://media.subaru.com/

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スバル新型BRZが発表!スペックや新型86のエクステリアもほぼ確定! まとめ


引用:https://media.subaru.com/
ついに発表された新型BRZの画像やスペックなど最新情報をお届けしましたがいかがだったでしょうか?

新型BRZは初代BRZをベースに開発されたとはいえ、プロポーションは限りなく似たものに仕上げてきました。
初代のオーナーでも安心できる(笑)デザインにまとまっていて、個人的に初代が見劣りするようなものではないと感じました。

そしてリアシートを倒せばタイヤが4本積めるといった2ドアクーペらしからぬ優れた使い勝手は新型でもしっかり継承されています。

エンジンは、やはりノンターボでしたね~
エンジンスペックからみて今度は間違いなく実質200psオーバーでしょう(笑)
従来のFA20でも国内なら十分だと思っていましたが、排気量アップで低速トルクが改善され燃費が向上していると思われます。

シャシーは初代(旧型)でも高く評価されていましたが、新型では剛性強化など更なるブラッシュアップが図られました。

スープラに比べてはるかに軽量で実馬力で200psオーバーなら走行性能はかなり期待できそうですね。

おまけに全グレードでLSDが標準装備なのが驚き!新型の走りがどのように進化したのか非常に楽しみです。
走行動画を見るかぎりエンジンサウンドも更にいい音に聞こえます。

そしてホイールですが初代と同じPCD100の5Hということで、かなりのホイールが流用出来ると思われます。

気になる価格の情報はまだありませんが、排気量アップやアルミ素材の多用、安全装備の充実などもあり乗り出しで350万からといったところでしょうか?

北米での新型BRZの発売は2021年秋となっていて発表から1年とかなり待たされることになりますが、もし日本で発売されるなら2021年夏ごろになると思われます。

それにしても2020年は日産のフェアレディZに続き国産車から2モデルも新型スポーツカーが発表されるうれしい年となりましたね。

姉妹車となるトヨタ86については2021年1月開催の東京オートサロンにお披露目がなくなりオンライン発表会の可能性があります。

引き続き、新型86/新型BRZの情報を更新していきますね!


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